愛され0号車。 (ページ7)

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- カイside - ページ7

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カメラマンさんから、近付いてとの指示。

ぎゅっと(名前)を抱き締めた。

普通を装うも、俺だって内心普通なんかじゃない。
自分の好きな子が水着姿で自分の腕ん中。

そんなおいしい状況で、普通にいられる奴が
いたらでーてこい。()

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そう、俺は(名前)のことがすき。

きっと誰よりも最初にすきになった。

けどメンバーである以上、超特急である以上、
この想いは隠さないといけないと思った。

伝えるつもりもなかった。

けど。

カイ「えっ？」

頬に柔らかい何かが当たって、
それが(名前)の唇だと悟るのに時間はかからなかった。

キス_______されたのか。

ほっぺただけど。

(名前)「馬鹿にしないでよね！」

こんなことされたら、もう。

無理だ。

抑えていたこの気持ち、伝えるつもりもなかった
君へのこの想い。

カイ「覚悟してね。」

_____ 色んな意味を込めて呟いた。

そうして、水着デートもパジャマデートも
無事撮影は終了。

そして案の定、(名前)が俺のほっぺたにちゅーしたあの写真は大々的にまさかの表紙を飾った。

表紙を見たメンバーは絶叫。

ユーキなんか白目向いてたな。

タクヤ、無言で雑誌の表紙破いて怒られてたっけ。

俺はちゃっかりデータをもらって、

今は俺の待ち受け。

もちろん、(名前)にばれたら変えろって、
言われるだろうからナイショ。

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