恋は不慣れ【村上宗隆】 (ページ1)

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恋1. ページ1

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ヤクルト対タイガース戦

の始球式をする私
緊張し過ぎて暴投しないか心配

今日先発の奥川選手に投げ方など教えてもらう

奥川「はｯ初めまして…おｯ奥川恭伸です」

『天宮Aです、今日はよろしくお願い致します』

握手を交わして
早速練習をする

奥川「Aさん才能ありますね！」

『本当ですか！？…嬉しいなあ～』

プロの現役選手に才能あるって言われるなんて嬉しすぎる
本番まで練習をして奥川選手以外の選手にバレないように
スタッフさんに誘導されながら歩いていく

場内アナウンスで私の名前が言われマネージャーとマウンドへと走っていく

バッターボックスには
ヤクルトの村上選手が立ちキャッチャーは中村選手

村上選手の顔をよく見たら真っ赤
何でだろうと思いながら

アナウンスが投げて下さいと言われ
練習通りにボールを投げる

ノーバウンドでキャッチャーミットの中に収まった
球速は97kmでいいのか悪いのか分からないけど
ノーバンで投げれたのが嬉しかった

マネージャーから選手たちに挨拶に行こうと言われヤクルトの選手に挨拶にしにいく

『さっきはありがとうございました』

奥川「あ、いえ…こちらこそ…」

村上「え…Aさんと会ってたの…羨ましい…」

相変わらず頬が赤い村上選手
目が合い微笑むとすぐ目線を反らされた

山田「Aさん？こいつね～Aさんが来て照れてるんですよ～」

村上「ち、違うしｯ！」

山田「素直になれないツンデレなんよ～」

だから顔が赤いのかなんて考えると村上選手が

村上「れ、連絡先交換しません…か？」

山田「なあ…おい…相手人気女優やって事忘れてる？」

『別に連絡先ぐらいはいいですよ』

ぱーっと可愛い笑顔をする村上選手に対し
山田選手は何故か羨ましそうな目で村上選手のことを見ている

『メモ渡しとくんで連絡待ってます』

マネージャーと一緒に試合を見る

村上選手が二塁打とホームランを打ち
ヤクルトが勝利した

ヒーローに村上選手と先発の奥川選手が選ばれ
試合が終了した

ﾏﾈ「いやあ…凄かったよね村上選手」

『うん、そうだよね』

今日の試合を思いだしながら
廊下を歩いてるとスマホから通知音が聞こえた