愛されなくても【五条悟】

4話 ページ5

『五条様…なぜ私なんかがあなたの婚約者に？五条様と私では釣り合いません…』


「話はあとにする。車に乗るぞ」


『は、はい』
(私なんかがどうして…やっぱりなんとか言って破棄して貰わないと…五条様に釣り合う人なんてたくさんいらっしゃるはずなのに…)


車が動き出し、私は口を開いた
『あの…なぜ私なんですか？』


少し沈黙か続いた…そして
「少し長くなるが、いいか？」と聞いてきた。
私はｺｸﾘとうなずく。


そして、五条様は語り始めた…過去の話を


「俺は、人として見られたことがなかったんだ…父にも使用人にも"化け物"呼ばわり…でもある日すべてが変わったんだのAおかげでな…」


『私…ですか？』


「俺はな、お前に救われたんだ、お前は俺を"人"としてみてくれた…俺はそれが嬉しかったんだ…俺はそんなお前に惚れたんだA。ありがとうな」


『こんな私を好きに…』


「お前、いつも"こんな"とか自分を否定すんなよ」


『でも…』


｢でもじゃねぇ…分かったか？」


『は、はい…』


「お？着いたみたいだな」


(すごく大きい…)『ここは…』


「東京都呪術高専専門学校だ」


『それって、呪術を学ぶ学校では？なぜ私はここに…』


「なぜって、お前にはここに編入してもらう」


『え？私呪術なんて使えませんよ？』


「それを学ぶためにここに編入するんだろうが。文句はなし。ほら行くぞ…」


『は、はい…』


桜が舞い散る4月新たな学校で新たな学校生活が始まる…



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長くなっちゃいましたw
そーいえば！せっかく名前設定してもらってるのに、"お前"ってしか呼ばれないのはごめんなさい！
もうちょっと仲が深まったら名前呼びになるかも！？
これからも作品をよろしくお願いします！ by作者

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