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部屋に近づくにつれ２人の会話が聞こえてくる。
A「ぐるじいい・・・。」
紺「あんま力入れんな、やりづらいだろ。」
紅「おい、なにやってんだお前ら。」
パタンっと襖を開ける。
A「！！着替えてんだよ！見んなよえっち！ぐえっ。」
紺炉に帯を締められると変な声が出たA。
紺「ほれ、できたぞ。」
水色に青と白の水玉が散りばめられた可愛らしい浴衣と黄色い帯に身を包んだA。
紺「馬子にも衣装だな。」
顎に手を当ててAを正面から見る。
A「似合うか！？」
キラキラした目で紺炉と紅を見る。
紅「ガキが増したな。」
紅を睨むA。
紺「素直じゃないねえ、可愛らしい女の子が出来上がったじゃないですかい？」
紅「紺炉、そいつ２０歳だとよ。」
紺炉が固まる。
紺「！！！大丈夫だ紅！裸は見てねえ！！いやしかし、、１０歳かと思ってたな。」
紅「さすがにそれは盛りすぎだ。」
A「紺炉まで・・・。」
ぽろんぽろんと大粒の涙が流れるA。
双子「おい紺炉！飯まだか！」
紺「おっと、いけね。あとは頼んだ紅！」
速足で台所に向かう紺炉。
外はもうオレンジ色に染まっていた。
紅「おい、いつまで泣いてんだ。ちょっとそこ座れ。」
泣きながら部屋の真ん中にちょこんと座るAの後ろに座る紅。
Aの髪紐をほどき、ヒカヒナ用の櫛で髪を解かし始めた。
紅「髪は綺麗なんだな。」
A「ヒック・・ヒック・・・・・うるへえ〜。」
紅「いつまで泣いてんだよ、そんなんじゃいつまでたってもガキのままだな。」
A「無駄に歳くったガキじゃん・・。どうすれば大人の女になれんだよ。」
紅「大人の女にこだわる理由はなんだよ。」
A「紅を見返す。」
紅「理由がもうガキだ。外っ面はどうにでもなる、内面をどうにかすることだな。」
A「内面・・。」
紅「ほら、できたぞ。」
紅はその場をあとにしてご飯に向かった。
鏡を見るA。
高い位置で結ばれた髪。
結び目には、ヒマワリ柄の黄色くて大きいリボンがついていた。
A「かわいい・・・。」
すっかり泣き止んだAも夕飯に向かった。
ヒカ「やっと来たか！！」
ヒナ「もう待ちくたびれて腹ペコだぜ！」
A「ごめんごめん！いただきまーす！」
みんなが揃いご飯を食べる。
紺「A、そのリボン似合ってるな。」
A「へへ、紅につけてもらった！」
紅「ガキが増したな。」
A「てめええええええええ！」
続く (更新停止中)
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もか - うーさーさん» そんなことはないですよ (2020年8月8日 21時) (
レス) id: b81cccbba5 (このIDを非表示/違反報告)
うーさー(プロフ) - もかさん» もか様コメントありがとうございます！期待を裏切ってしまったでしょうか、申し訳ないです；； (2020年8月6日 21時) (レス) id: 15e091341a (このIDを非表示/違反報告)
うーさー(プロフ) - チームあみ(あずき♪）�擦気�» あずき様コメントありがとうございます！実はガキじゃなかったんです、ごめんなさい・・・。 (2020年8月6日 21時) (レス) id: 15e091341a (このIDを非表示/違反報告)
もか - 20さいと聞いてびっくりしました！ 15さいぐらいかと思ってた。楽しみにしてます (2020年8月6日 17時) (レス) id: b81cccbba5 (このIDを非表示/違反報告)
チームあみ(あずき♪）��(プロフ) - ガキじゃなかった…、ギャップ(?)でいいですね！楽しみです！ (2020年8月6日 11時) (レス) id: ab8cadff73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年7月31日 21時
