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ア「ケガしたのか、ちょっとまってろ。」
そういうと救急箱を持ってきて消毒液とガーゼを取り出した。
ア「ほら、見せてみろ。」
くわえていた口を離すとまたもやピューっと血が出てくる。
A「？！」
アーサーはAの人差し指をくわえて血をまた止める。
A「吸血鬼アーサー。」
出血の勢いが止まったのを見計らって消毒液をかけてガーゼで固定した。
A「いっつ！」
消毒液がしみる。
ア「我慢しろ。指がくっついてるだけ幸運だ。」
A「おっしゃる通りです・・・。」
顔色が悪いA。
ア「顔色最悪だぞ、あっちいって休め。」
血を出しすぎて顔色の悪いAは自分のデスクに向かった。
ア「なんだこの、この世のものとは思えない液体わ・・・。」
Aは作っていた野菜ジュースを見て思う。
しばらくして・・
A「ふっかーつ！！」
しばらく机に突っ伏していたAだったが、顔色もよくなり元気になった。
A「あれ、アーサーわ？」
アーサーの姿が見えないことに気づく。
森「そういえばトイレに行ったっきり戻ってこないな。」
ガチャ
そこに丁度よく戻ってくるアーサー。
A「おかえりアーサー！さっきはありがとう。」
ア「ふっ、騎士として当然のことをしたまでだ。」
A「お礼に私が作った野菜ジュースあげるよ！」
ア「キッチンにあったどす黒い液体のことか？あれなら捨てたぞ。」
A「え？！？！食べものを粗末にするやつは成敗してくれる！！」
ヴ「Aさん！ちょっといいっすか？」
リヒトさんがひょっこり現れる。
A「今行きます！」
スタタタタタとリヒトさんについてく。
ア「さっきからなんだあの２人。」
茉「焼きもちですかあ？」
ア「ああ、今日の夕飯は焼き餅にしてくれ。」
バカマックス。
森「ほんとバカだな・・・。」
ハアっと息を吐く茉希と森羅。
ヴ「さっき言ってたやつできたんすよ！」
A「え？！もうできたんですか？」
ヴ「優秀なもんで。これです。」
そういうと水色の紙っぺらを渡された。
A「紙・・ですか？」
ヴ「特殊な紙っす。その紙に炎を当てて調べるっす。ただの炎だと焼けて灰になるっす。ホウ酸をうまく操作できていればその紙が赤になるっす。そして、ホウ酸の濃度が濃すぎて毒になってると黒になるってわけです。」
細かく説明してくれるリヒトさん。
A「すごい・・。こんな短時間でこんなすごいもの作れるなんてリヒトさん天才ですね！」
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うーさー(プロフ) - 調味料様。コメントありがとうございます！さっさとくっつけたいのですが、なかなかくっつけられないもどかしさに打ちひしがれております。アーサー最高(/・ω・)/！ (2020年7月26日 1時) (
レス) id: 15e091341a (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - 夢主ちゃんとアーサーの距離感にキュンキュンしてしまいます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年7月26日 1時) (レス) id: ddf6af9b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年7月22日 20時
