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桜「特殊消防隊は伝道者を追うことになった、まずは今までの火事の資料から手がかりを探してみよう。」
火「ここにあるのはほんの一部だ、些細なものでも白装束にまつわる情報を見つけろ。」
どっさりと積み上げられた資料が用意されていた。
桜「伝道者と白装束隊はなんらかの目的で人工的に人体発火を起こしている。１人たりとも決して許すわけにはいかない、よろしく頼む。」
桜備大隊長の言葉にうつむく森羅。
A「(森羅どうしたんだろう。)」
みんなでデスクに戻り資料に目を通し始める。
外を眺めて心ここにあらずの森羅。
心配そうに森羅を見る環と茉希。
A「うーん、ねえ森羅！口開けてみて。」
森「あ？なんだよ。」
A「いいからほら！！あーんしてみて！」
言われるがままに口をあける森羅、Aはさっきのチョコを森羅の口に入れた。
森「ん、これチョコか。」
A「うん！桜備大隊長が買ってきてくれたおみやげのチョコ、森羅の分とっといてあげたんだよ！」
森「んあ、ああ、ありがとな。」
なにかそっけない森羅。
A「食べたね。チョコ食べたね！」
ニシシッと悪人面のA。
ドスンッ
A「はい！私の分の資料半分あげるよ！」
自分のデスクに積まれた資料を半分森羅のデスクにのっける。
森「あ？！お前なにしてんだよ！」
A「チョコ代。」
え、なに？と言わんばかりのボケ面をかます。
森「お前が買ってきたわけじゃねーだろ！！」
その様子をみて作業にもどる環と茉希。
ア「おい森羅、早くなにか手がかりを見つけろ。」
ムンクの叫びのような顔をしているアーサー。
森「お前、頭脳労働で顔色が悪いな。そのまま続けて死ねばいい。」
夜になり・・・
森「風前の灯だな。よしっ！」
今にも灰と化して消え入りそうなアーサー。
茉「少し休憩しましょうか。」
森「えぇ、あと少しでアーサーが死ぬんです。続けましょう！」
ぎゅるるるるる・・・
森羅のお腹が鳴る。
茉「シスターも戻る頃ですし、女性陣でご飯を作りましょうか！」
環「やります！」
茉「いいですか？中隊長。」
火「お前らがか、不安だな・・・。」
茉「もう、失礼な・・・Aちゃんもいくよ〜。」
A「んあ！あ、はい！なんですか？！」
集中して作業していたのか、話を何も聞いてなかったA。
茉「仕事熱心で偉いね！ちょっと休憩してご飯作ろう！」
A「ご飯！がんばります！」
料理の勉強ができると思いAは喜んだ。
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うーさー(プロフ) - 調味料様。コメントありがとうございます！さっさとくっつけたいのですが、なかなかくっつけられないもどかしさに打ちひしがれております。アーサー最高(/・ω・)/！ (2020年7月26日 1時) (
レス) id: 15e091341a (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - 夢主ちゃんとアーサーの距離感にキュンキュンしてしまいます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年7月26日 1時) (レス) id: ddf6af9b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年7月22日 20時
