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ジリリリリリリリッ
第８の警報が鳴り響く。
茉「焔人発生！出動準備！」
桜「焔人化したのは道場『忍び』のご夫妻２名！第８特殊消防隊！出動！」
――――
いつかこの日が来るかもしれないって考えたときもあったけど、
本当に来てしまったか。
焔人「な、なぜ私たちを燃やすのですか！グガガガガァァァァァ」
誰に対しての最期の言葉だったのだろうか。
A「父上、母上。安らかに・・・。」
炎で創作した短刀で両親の胸を貫いた。
A「なんて言うんだったか、ラー・・・ラー・・
・・・・・・・・・・・・・・
ラー！(ごめんなさい)」
Aは胸の前で合掌した。
(これでも真面目です。)
こんなご時世だからいつ自分の肉親が焔人になってもおかしくないと覚悟はしていたことと、
幼いころから厳しく育てられてきたA、涙はでなかった。
A「忍びはいかなるときもポーカーフェイス。教えを守れるようにできるだけがんばります。」
ウォーーーーーーーーーーン(サイレンの音)
A「見つかる前に消えよう」
ズルッ
A「へ？」
ゴロゴロゴロゴロゴロ
桜「失礼しまっ・・・」
ドカッ
階段を降りようとしたAは、まさかの足を滑らせて階段を転げ落ちた。
その先で、現場に到着していた第８特殊消防隊の桜備大隊長が
丁度よく玄関の扉を開け激突した。
桜「だ、大丈夫ですか？！焔人はどちらに？」
A「イテテ・・・２階にいます」
Aは強く打ったおしりをさすりながら階段を指さした。
桜備は速やかに状況を把握した。
桜「危ないので外でお待ちください。」
そういうとぞろぞろと家の中に入っていった。
A「よっこらしょ、退散退散っと」
ジンジンしているおしりを我慢しながら、その辺に立てかけてあった竹ほうきにまたがって能力をつかい魔女のようにその場を去った。
A「(私って忍びじゃなくて魔女だった・・・？！)変なこと考える前に早くここから離れないと」
Aは変なことを考えながらも顔は真顔で飛んでいた。
―――――――
桜「これは・・・シスター祈りを」
部屋に入った消防隊はすでに鎮魂されている焔人に祈りを捧げた。
祈りを捧げた森羅がチラッと窓のほうを見ると優雅に飛んでいく人が見えた。
森「？！大隊長！！だれか飛んでます！！」
桜「むっ？！森羅、アーサー、追跡して隊舎まで連れてきてくれるか。無理はするな。
俺たちは残った仕事をしてから戻る」
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うーさー(プロフ) - 調味料様。コメントありがとうございます！さっさとくっつけたいのですが、なかなかくっつけられないもどかしさに打ちひしがれております。アーサー最高(/・ω・)/！ (2020年7月26日 1時) (
レス) id: 15e091341a (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - 夢主ちゃんとアーサーの距離感にキュンキュンしてしまいます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年7月26日 1時) (レス) id: ddf6af9b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーさー | 作成日時：2020年7月22日 20時
