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11(奏side) ページ15

僕は今、龍崎家の客間にいる。

龍崎朱奈様に婚約を申し込みに来た。

龍崎新太様と龍崎美紗子様とは、父上が仲良い。

僕と朱奈様は面識は無いのだけど。

何故、朱奈様を婚約者とするか。

理由はいくつがある。

まずは仲のいい家柄同士というのが1つ目の理由。

次に朱奈様が婚約にこだわってないから。

そんな理由で朱奈様に婚約を申し込む。

好きだからという理由ではないことには、申し訳ないと思っている。

朱奈様に好きな人が居れば、僕は潔く(いさぎよく)引く。

そのつもりできた。


話を戻すと、朱奈様は客間に来た。

朱奈様はいきなり来た僕らをとても礼儀良く迎えてくれた。
(誠一郎もいる。)

結果だけ言うと、婚約は成立した。

……凄く驚いていたけど。



帰りの車で誠一郎と朱奈様について喋った。

誠「良かったな、成立して。」

『ああ。』

『それにしても不思議な人だったな…』

誠「確かにな。 奏を見て歓声を上げない女が居るなんて」

でも、彼女といれば僕は変われるかもしれない。

と少しの期待を抱いて僕は、家へ帰った。




すいません、セリフがなくて……

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:うい丸 | 作成日時:2022年6月19日 13時

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