ういらぶ〜初々しい恋のおはなし〜 (ページ2)

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episode1 ページ2

健子side
今、私の部屋で、高嗣くんのYシャツのボタンを閉める練習をしてるんだけど...
2 「...健子、ほーら。今日はボタンしめる練習ー」
どうしよう...。高嗣くんがカッコよすぎて、心臓の音が速くなって、息があがってるし、絶対に顔が赤い...。
s 「うぐぅ...っ、ううう、うん...っっ/////」
チラと、高嗣くんを見ると、冷たい目で、私を見てる...。
あっ、手が震えてる...。
2「... あーあ。シャツぐしゃぐしゃ...、もーいい」
s「あっ...」
2「はぁぁー。人のシャツのボタン、閉められないとか、お前って、マジ、ゴミクズな。チッ」
s「うぅ...っ、ご...ごごごごめ...っ」
2「おい。健子、30分後に玄関前。カバン持ちが遅れんじゃねーぞ」
私が頷くと、部屋のドアが閉まる音がした。
すると、裕太さんが...
T「ピェェェ!!!」
突然、叫び出して、ドアを蹴っている。
s「あぁっ！？ゆっ裕太さん、やめー」
まだ、プンプンしてる、裕太さんを片手の掌に乗せて、もう1つの片手で撫でながら、落ち着かせる。
T「ゆっ裕太さん、落ちついて...っっ。高嗣くんはっ、高嗣くんは...っ、私のアガッアガリ症を見かねて、特訓、してくれてるの...！！」
s「...っ。今日も私がダメダメだから...」
...お隣の二階堂高嗣くんは、私のすべて。神様みたいな人。小さい頃からどんくさくて、誰にも相手にされないような私にいつも手を差しのべてくれる人ー...。
s｢あぁあああ。たたた高嗣くんが毎日、手をかけてくくくれてるというのに、私ときたら、いつまでも、クズっで、ゴミでっ。うぐっ。ぐはっ」
ほっ発作がっ。
高校生になっても、こんな私を...高嗣くんは、どう思ってるだろう...。