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第1話 不思議な転校生 ページ3

?)ツナ、今日転校生が来るらしいな。

黒いスーツに黒い帽子を被った赤ん坊が塀の上を歩いている。

ツナ)まさかリボーン!またマフィアに誘おうとかいうつもりじゃねぇよな!?

リボーン)ニヤリ

ツナ)怪しい顔で笑うな!!誘う気満々だろ!!?

リボーン)ま、俺はいつもの通り高みの見物だ。
じゃあな、ツナ。しっかり仲良くなれよ。

ツナ)えっ、ちょっ、待てよ!リボーン!

ツナの声を聞かずにリボーンは小走りで学校に向かっていった。

………職員室………………………

校長)でも君達は年齢もバラバラだし…学年は合わせないと…

青ざめた校長の前に立っている七人の男女。
周りの教師の目など気にもせず校長につっかかる。

?)俺らは沢田綱吉と同じクラスにしろと言っているんだ。

校長の首筋に当てられているのは不気味に光るナイフ。
少しでも動かしたら首が切れてしまいそうなくらい研ぎ澄まされている。

校長)ゎ…分かった!分かったから止めてくれ!!

?)ふん…

校長の首筋からナイフが離れる。
離れた瞬間に校長は力が抜け椅子から滑り落ちる。

その様子を職員室のドアの隙間からリボーンが覗いていた。

リボーン)転校生…か。何かありそうだな…。


……………2−A…ツナside……


ざわざわ…

いつものように様々な話題で盛り上がる教室。
そこに担任が入ってきた。

担任)み…皆、早く席につきなさい…!

ツナ)?(先生の様子がおかしい…?)

担任)き…今日から転校生がいる…!七人ともこのクラスだ!じ…じゃあ入ってきなさい…

その瞬間 バン! という大きな音がしてドアが開いた。
教室が静寂に包まれる。

入ってきたのは七人の男女。
ただ雰囲気が不思議な感じだった。
制服を着ていないとこも不思議だけどそんなんじゃなくて…

?)10代目…あいつら…((ヒソッ

ツナ)どうしたの?獄寺君…((ヒソッ

担任は教室の隅に寄ると転校生が前に並んだ。
でも一人だけドアにもたれかかっている。

瑠璃)初めまして、眞田瑠璃です。宜しくお願いします。

影鬼)初めまして♪木陰影鬼でぇす!宜しく!

?)………………

自己紹介をしていたが一人の男子が黙ったまま自己紹介をしようとしない。

ツナ)……どうしたんだろう?

獄寺)チッ、10代目をお待たせしやがって…

皆が不思議そうにしているとドアにもたれていた女子が口を開いた。

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コジマジック(プロフ) - 更新頑張れ~! 早く続きが見たいッス!! タメ口スイマセン! (2014年5月15日 22時) (レス) id: 565b618db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:盂縊

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