言葉足らず･Lily ページ7
付き合っている恋人には、正直愛されていないと思う
あたしはどこまでも
自由人だと言われ続けて生きてきた
そんな私が唯一束縛とやらをされている人
そう、周りに言われるほど束縛されているのに、
愛されていないと感じている
なにをもって束縛とするのか、
なにをもって自由というのか、
私には分からない
だからここまでになってしまったのだろうか
あんまり覚えてないけど、週一？位で携帯はフル確認されるし、GPSアプリは将企が入れて、あたしは全く触ってはいけないことになっている。
フリーズ？とやらにされないようにらしい
まぁやり方も教えてくれないからできないけど
「新しいLINE、追加されてない？」
『うん、してないよ』
「A、目見て答えて」
あ、将企のちょっと面倒くさいモード
『してません〜』
「じゃあ携帯見せてくれるん」
『えー』
「はい見せて早く」
「追加されてるやん、しかも俺の後輩やし」
『追加してもいいですかーって言われたから、ただ断る理由もないし』
「断る理由あるやん、ここに、」
『どこに？』
「いや、だから、ここに」
『？』
「俺がいるやんって。」
『後輩くんと私の話で、どうして将企が関係あるの？』
「俺、Aの彼氏ちゃうの？」
『そうだけど、』
こんな話し合いは何度目なのか分からない程してきた
周りからは放任主義派だと聞いていた彼は意外と束縛派で少し意外だと思ったけど驚きはしなかった
だけどその束縛に必要性が感じられず私はいつも答えなかった
そもそも始まりも曖昧で
Aに彼氏が出来たら、俺、どうすればいいん？
そんな言うてくるんやったらあんたがあたしの彼氏になればええやん
え、ほんまにええの？
なれるもんなら？
ならさしてもらうわ
ほぼ流れみたいだった
はっきりした宣言もせずに作られた関係性の中で
私だって不安だった
久々のお泊まりの日、楽しみより不安が勝った
そんなこと初めてだった
最初の違和感は大事にした方がいい
寝るまで相手の様子を伺った
特に変わった様子もなく、いつも通りだった
ベッドに先に入って寝ようとすると
後ろから同じベッドに入ってくる気配があった
何故か心がザワっとして、
落ち着かなきゃ、水でも飲もうとベッドから立ち上がった時、
手首をバッと掴まれ
私は恐怖故なのか驚き故なのか、その手を思いっきり振り払った
傷ついたような顔をしたあと
ごめん、俺先寝るわ
と背を向けて寝てしまった
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アヤ(プロフ) - 友保さんのお話、ありがとうございます！ (2月12日 22時) (
レス) id: 63cec04805 (このIDを非表示/違反報告)
なた(プロフ) - ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2月8日 9時) (レス) id: d40d11902c (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - なたさん» ありがとうございます！少し不安だったので嬉しいです！！私としたことが！！すぐに変更させていただきます！ (2月8日 9時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
なた(プロフ) - 初めまして！お話読ませていただきました！本当に友保さんのお話需要しかないので今後も楽しみにしてます🥰しゅんぺいの字なんですが、可能なら隼平に変えていただけると幸いです！よろしくお願いいたします！ (2月6日 9時) (レス) @page14 id: d40d11902c (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！お時間かかりますが書かせていただきます！ (2022年1月4日 23時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菌保持者 | 作成日時：2021年11月25日 1時
