お付き合いのお約束･Lily ページ5
彼氏いない歴=年齢の私に、彼氏を作るぞー！と友達がセッティングしてくれた合コンで
今会って挨拶したばかりの男の人が
自分の横に座って
こちらの隙を伺っている様子がまるわかりなのが気持ち悪くて1秒でも早く帰りたかったあの日
リリーと出会って、私が少しづつ変わり始めるきっかけのあの日から
1年がたった
そして、なるインターホン
ソワソワしながらインターホン前で立っているリリーの様子が画面に映ってニヤケが止まらない
《Aー？おるんやろ、はよ開けてやー？このままじゃ俺風邪ひくわ》
〈はーい、あ、合言葉は？〉
《そんなんいままでなかったやろ、、》
〈今日限定です〉
《Aってそういうの覚えてるタイプか》
〈意外で悪かったですね〉
《悪いなんて一言も言っとらんて》
《1年記念日、おめでとう》
音を立てて扉が開く音
《A覚えとけよ》
と、怖いセリフを残してエレベーターに向かうリリー
それでも家に入ってくる時は嬉しそうにニコニコしてる
『あんなに牙向いてたAと1年ってなんか嬉しい』
「私もリリーが1年も持つと思わなかったよ｣
『まさかの俺が信用されてなかったん？』
「あの時初対面だったんだからしょうがないじゃん？」
『あんとき今にも死にそうな顔してたんAやん』
「えーそんな顔してた？」
あの飲み会で出会った1年前のあの日
わたしは誤魔化しながらお店の外に出てから帰るか迷っていたら現れたのはリリーで、
なんの気分だったのか、事情を全て話してしまった
『じゃあ俺と付き合ってみません？』
と、唐突な提案をしたのはリリー
「…1年全く私にもほかの女にも触れないならいいよ」
と、提案をしたのは私
そんな謎の提案に少し考えてから
『…守ります。俺と付き合ってみてください』
「え、ほんとに？変な人…」
『人の告白にこんな提案するAさんには言われたくないすよ』
「たしかにね、、じゃあ1年かけてお互い知れて続けばいいですね」
と、お互い笑い合い不思議な会話から始まった1年間
あれからリリーは本当に女絡みはないらしく、
半年頃思い出したように私にガラガラになったLINEの友達リストを見せてきた
理解していない私に説明してくれて正直驚いた
本当に女の子に触れず自己処理だけで済ませていた、らしい
立派な成人男性には酷な提案だったと我ながら思う
本当にこの約束をリリーという男が守れたのか
私はこの約束を信じきれていたのか
またいつかのお話
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アヤ(プロフ) - 友保さんのお話、ありがとうございます！ (2月12日 22時) (
レス) id: 63cec04805 (このIDを非表示/違反報告)
なた(プロフ) - ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2月8日 9時) (レス) id: d40d11902c (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - なたさん» ありがとうございます！少し不安だったので嬉しいです！！私としたことが！！すぐに変更させていただきます！ (2月8日 9時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
なた(プロフ) - 初めまして！お話読ませていただきました！本当に友保さんのお話需要しかないので今後も楽しみにしてます🥰しゅんぺいの字なんですが、可能なら隼平に変えていただけると幸いです！よろしくお願いいたします！ (2月6日 9時) (レス) @page14 id: d40d11902c (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！お時間かかりますが書かせていただきます！ (2022年1月4日 23時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菌保持者 | 作成日時：2021年11月25日 1時
