大事な守るモノ･Lily ページ1
リクエスト作品1
ご期待に沿えているかは不安ですが…
―――
昨日も今日もその前も【疲れた】でいっぱい
会社から近く買い物できる場所も近く大家さんも良い人で即決したこの家の周りはめちゃくちゃ治安が悪かった
深夜には明らか未成年の少年少女達がお酒を片手にコンビニにたむろして
少し離れた場所にある飲み屋街から酔い覚ましにと歩き迷子になりかけているスーツを着たサラリーマン
そして
今日に限ってありえない量の仕事を押し付けられ
押し付けられた仕事の期限は明日の朝まで
1人で出来るわけない！と思いながらも1人でしなきゃ行けないのが現実で…
終わった頃には終電ギリギリ
やっとの思いで最寄りに着き家まで歩く
早く帰りたくて近道になる公園をつっきって近道するが
この考えが良くなかった。
駅から家までは少し遠い、くらいだったが間にある少し大きめの公園を抜ければ直ぐに着く
日が昇っている頃なら問題なく進んでいけるのだが日が沈み真っ暗になった公園のポツポツと光る街灯だけがさらに怖さを増していた
護身術も習ってたし
最悪電話もあるし
大丈夫だろう
そう思って公園の中へ進む足を止めなかった
人目を気にせずイチャコラする恋人達やダンボールにくるまって寝ているホームレスらしき人など
やっぱり来なかった方が良かったかもしれない…
なんて思いながらも早足でその場を歩く
するとカバンの中から着信音とバイブレーションが響き携帯の画面には
リリーさん
との文字が。
今までの怖さも吹き飛んで嬉しくてすぐに電話に出た
『こんな時間に掛けて大丈夫やった？』
｢全然大丈夫です！むしろ私今帰り道で…早く帰りたくて公園歩いてます｣
『え、Aあの公園一人で歩いてるん？今？』
｢…？はい、めっちゃ怖いですけど｣
『早く歩いて、できるだけ駆け足で』
『電話もスピーカーにして』
｢……っはい｣
実はリリーさんを追っかけてこの地に来たので土地勘も無いし右も左もわからなかった
一緒に暮らそうって言ってくれたこともあったけどやっと売れ始めたリリーさんには女の子のファンもいっぱいいてバレたら大変なことになるのは私でもわかっていたので断った。
リリーさんは不満そうだったけど
耳に当てていたスマートフォンをスピーカーモードにし、歩く早さを早める
すると加速しても減速してみても全く同じタイミングの足音がすることに気がついた
｢…リリーさん…たぶん…誰かに…つけられてる…気がします…｣
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uirusu-0(プロフ) - 睡魔さん» 黒詞まで…！ありがとうございます！続けようかなと考えてます！ぜひ続きも呼んでいただければ嬉しいです🙏✨ (2021年11月20日 1時) (
レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
睡魔 - 黒詞も白詞も両方楽しんで読ませていただいていました！もし続編も書いてくださるならとっても嬉しいです、、！！ (2021年11月19日 3時) (レス) id: 319c338f27 (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - リクエスト沢山ありがとうございます！少しづつ載せていこうと思います！良ければ読んでいただけたら嬉しいです (2021年6月22日 23時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
詩織(プロフ) - はじめまして。いつもお話読ませていただいてます。リクエストなんですが、嫉妬するとすぐに殴ったりするけどそのあとには優しいみたいなリリーさんみたいです！お忙しいとは思いますがよろしくお願いします！ (2021年6月3日 22時) (レス) id: ef921d6dd3 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - リクエストです！年下彼女に甘々なリリーさんみたいです！ (2021年5月23日 1時) (レス) id: a3292cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菌保持者 | 作成日時：2021年4月24日 8時
