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L目線
ふわふわと暖かい感覚に包まれて
遠くからは楽しそうな笑い声がして
声の主は複数いるようだがひとつの声は聞きなれた可愛い声で、また眠りに落ちそうになるところを耐え、目を開けてみると見慣れた天井と家の匂い
そして
すこし遠くからAと濱家さんの声
じゃあ、また。と約束を交わす声が聞こえた瞬間に胸の中に感じたことのないような感情が生まれAの元に向かうと濱家さんがいるであろう外に向かってずっと手を振る後ろ姿を見た瞬間に
Aから俺に向かう感情はどんなものなのか
Aは本当に心の底から俺を選んだのか
Aは俺じゃなくてもいいのかもしれない
そう思った。そして、この感情が嫉妬だというものなんだと気づいた
だが、嫉妬している自分が嫌になりAによりかかりついため息をついてしまう
俺の溜め息に反応し
｢私、もしかして何かした？｣
と泣きそうな顔をしながらいうAはかわいくてかわいくて、それでも素直に気持ちが言えない俺はちがうとしか言えず余計に心配させてしまい、もう寝てしまおうと部屋へ戻りに歩くとAに手を握られ、振り返り顔を見るととても不安そうにさせてしまっていて変な意地を張るのはやめて話そうと思い、繋がれた手を強く握り返しソファーに座り、
Aにも俺の隣に座るように促すと素直に座ってくれた。だめだ。かわいい。
まだ酔ってる？なんて聞いてくるAを抱きしめるとAは自分の腕の中にいると感じられて少し頬が緩んだ
｢俺、多分今嫉妬しとる｣
と言ってみると
Aの表情はへ？と間抜けな顔をしていてまたそれが可愛かった
『え、嫉妬？誰に？』
｢……濱家さんに｣
『ただ酔いつぶれたリリーさんを送ってくれただけだよ』
｢今の家濱家さんに教えてないし｣
『濱家さんがリリーさんが潰れたって連絡くれて、迎えに呼ぶと怒られるから送るって言ってくれたんだよ』
｢なんでAと濱家さんが連絡先交換してん｣
『あ、それは言ってなかったか』
｢まぁええけど別に｣
『そこはいいんだ？わからんなー、、じゃあもう寝よっか』
｢やっぱよくない｣
『えー？』
油断し隙だらけのAにキスをする
また間抜けな顔をしてびっくりしているAを待たずにもう一度続けてみる
嫌がられるかとも思ったが顔が赤くなるばかりで抵抗されないので調子に乗って服の下に手を入れてみるとビクッと反応し少し嫌がった
あーかわいい。俺のペースも予想も全部崩してくるところ。
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uirusu-0(プロフ) - Shadyさん» はじめまして！そんな…！ありがとうございます！｢すきなところ｣は人によって受け取り方が違うと思っていたので気に入って頂けて嬉しいです…！リクエスト承りました！次の短編集で書かせていただきますので良ければぜひそちらで！ありがとうございます！ (2021年4月24日 2時) (
レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
Shady - はじめまして！いつも更新楽しみにしています！特にお気に入りのお話は「すきなところ」です！リクエストお願いしたいのですが、夢主が不良達に絡まれてるのをボロボロになりながらもリリーさんが庇って守ってくれるというお話が読んでみたいです！ (2021年4月23日 0時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菌保持者 | 作成日時：2021年2月20日 0時
