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呼称 「エリィ」⇆「チグサ」
アリアのことを「エリィ」と呼ぶのは彼だけであり、また、チグサのことをあんなにも愛おしそうに「チグサ」と呼ぶのは彼女だけである。
「 エリィ、これどこまで歩くの〜?まだまだ誰もいないし足元瓦礫だし、も〜、サイアク〜! 」
「 アハ、エリィすご〜!やっぱり強いねぇ。ふふ、守ってくれんの?じゃあオレもアリアのこと守ってあげるね 」
「 ……ねぇ、エリィ。オレ、ダメかも。ねぇ、助けてくれる?情けなくてゴメンね。ゴメンゴメンゴメン……、……え、ァ、あ、うん、……だいじょーぶ。ごめん、ちょっと疲れちゃっただけ 」
「 怒らないで〜、大丈夫、オレは大丈夫だから。大して痛くないし。エリィ、オレのために怒ってくれてありがと 」
「 愛されたい、なんて。気持ちワルくない、かな……? 」
「 オレ、エリィとぎゅってしたいな〜?ダメ? 」
「 まぁ、他のものなんて何も要らねーし、エリィがいればそれでいいや。オレはエリィのためだけに生きてるってちゃんと分かってるから。ねぇ、エリィもそうでしょ? 」
「 エリィが死ぬときは一緒に死ぬよ。なんで?愛ってそういうもんなんでしょ〜? 死がふたりを分かつまで、なんて寂しいから、死んでも2人で永遠を過ごそう 」
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元素(プロフ) - CS提出ありがとうございます!気怠い警察官最高ですね……不備等ございませんのでこのまま受理させていただきます!今後も当企画をお楽しみください! (2022年6月22日 20時) (レス) @page9 id: 656d2fa00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:兎依 | 作成日時:2022年6月22日 13時