今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:114,189 hit
小｜中｜大
55 ページ5
.
１度顕嵐に声をかける。起きないのはわかってる。
そのまま放ってキッチンに行き、
朝ご飯とお弁当を作る。どちらも２人分。
作り終えたら、再度顕嵐に声かけて無理矢理起こす。
…寝起きの悪さは 昔の流星以上だと思う。
食器の片付けは顕嵐がしてくれて、
私はその時間に軽く身支度を整える。
駅まで隣を歩いて、駅からは別人のようになり、
学校では 完全に赤の他人だ。
廉と挨拶を交わし、平野紫耀に絡まれる。
相変わらず昼休みは 廉と過ごす日々が続く。
習慣だった図書室には行かなくなった。
代わりに、空き教室で内容のない会話を交わす。
あのあと 別人のような 平野紫耀を見ることは無いが
絡まれる頻度が増えた気がするから鬱陶しい。
私が先に帰ることもあれば、顕嵐が先の時もある。
流星と会う頻度は 前と同じくらいに戻った。
１週間で私のルーティンは大きく代わり、
独演状態だった物語の登場人物は一気に増えた。
変わらないのは 私自身。…変わってないはずだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1002人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆ(プロフ) - 初めまして。この作品、人間の様々な感情が直接現れてるわけじゃないけれど、感じることができてすごく好きです。更新を楽しみにしてます！ (2018年3月5日 16時) (
レス) id: d22b650d7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ui。
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=saya818
作成日時：2017年11月26日 21時
