苺王子の彼女になりません？

Happy Halloween　ジェルくん ページ18

[10月31日]



ジ「お菓子買って来たよ。」




ジ「今日、何の日だっけ？」




ジ「お化けとかでそうやな．．．今日。」




．．．

さっきからアピールが．．．



『そんなにコスプレして欲しいの？』

ジ「うん．．．」

仕方が無い。

『今年だけだからね。』

ジ「まじ！？やった〜！」


子供か！！

．．．まぁ、そんなところが好きなんだけどね。

＿＿＿＿


おっきな、黒と紫の帽子に。

自分の身長よりも10cm小さいほうき。

フリルの多いワンピース、

帽子とワンピースの色と同じ靴下．．．



これでよし．．．っと。

魔女のコスプレ完了！！

ジェルくんの所行こ．．．



ん？「なんで、魔女のセット持ってる」か、だって．．．？

そりゃあ、ハロウィンに仮装して、ジェルくんに見せたいでしょ．．．

元々、コスプレする予定だったし．．．

って、何考えてんだ。私は．．．
思い出すと恥ずかしい．．．

早く行こ．．．！！

『ジェルくん？』

ジ「終わったの！？」

『うん．．．ど、どうかな？』

ジ「ああああ！似合ってるよぉぉ！可愛い〜！」

珍しくジェルくんがあらぶってる。。

『って、てか、お菓子は？お菓子！』

ジ「ん、ああ、はい、これ」

渡されたのは、私とジェルくんが付き合って間もない頃、私が好きと言ったお菓子だった。

『コレ．．．！覚えててくれてありがとう！ニコッ』

私は少し微笑んだ。


　プツッ



ジ「．．．」


『ジェルくん？どうしたの』


　ドンッ

壁ドン．．．！？

ジ「顔赤くなって．．．かわええな〜。
明日、腰痛いゆーても怒らんといてな。」

『え、いやその．．．』



この後は、ご想像にお任せします。

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