ブラックの作戦 ページ6
翌日
教室で、先生がなにやら悲しそうな顔をして、話し始めた。
「え〜、今日はみなさんに悲しいお知らせがあります。
花瓶を割った件について、結局さとしくんは先生のところに、謝りに来てくれませんでした…」
(ホントは先生が犯人のくせに！)
さとしは心の中で怒る。
「先生は今日だって、朝一番に学校に来て、さとしくんが来てくれるのを待っていたんだが…」
「お、俺やってねーもん！」
さとしは先生が言ったことに驚いて、自分の言い分を言い出す。
「あの日の朝、俺が教室に入った時には、花瓶はもう割れてたんだ！」
さとしがそう言うと、先生は顔を青くした。
「毎朝誰より早く来てる、先生が割ったんだよ！」
「ギクーーッ」
「さとし…お前…」
動揺した先生を見て、クラスメートが口を開いた。
(やっと気づいたか！？)
「先生のせいにするなんて最低だ！！」
「えーーっ！？」
その後も、さとしはクラスメートに散々言われ、更には「あーやまれ！あーやまれ！」とコールし始められた。
「なっ…！」
泣きそうになったところで、(というか、もう泣いているが)さとしは思い出す。
ブラックとAの存在を。
(そーいえばブラックは何やってんだ！？)
後ろを見ると
「カーーッ」
「寝てるーーっ！？」
寝てた。
ブラックの隣にはAも座っていたが、こちらは自分の肩にブラックの頭が乗せられているためか、顔を真っ赤にしてプルプルと震えている。
照れているのか怒っているのか分からないAは、ブラックのために動きたくないのか半泣きになりながら動くのをこらえているようだ。
「……」
それを見たさとしは、Aのことを哀れに思ったのだった。
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桜都葉(プロフ) - 後々、今のアカウント？で、新しく「登録者数争奪バトル」から始めようと思いますので、そちらを見ていただけると嬉しいです！！ (1月25日 18時) (
レス) id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
桜都葉(プロフ) - 桜都葉です！！実はメールアドレス認証ができていなかったからか、勝手にログアウトになってしまい、パスワードも忘れてしまったので、ここに投稿できなくなってしまいました…。 (1月25日 18時) (レス) id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
ここな - ご丁寧に返信していただき、ありがとうございます！これからも一生推します！(久しぶりの更新すごく嬉しかったです！更新頑張ってください！)体調に気を付けてお過ごしください♪ (1月19日 18時) (レス) @page19 id: 53c5e16e3d (このIDを非表示/違反報告)
桜都葉(プロフ) - ここなさん» 応援ありがとうございます！お気に入りだなんて、凄く嬉しいです…っ！！亀更新になってしまうとは思いますが、これからも更新するので、よろしくお願いいたします！！ (1月17日 22時) (レス) @page18 id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
ここな - とっても面白かったです！ブラックチャンネルの中でも特にお気に入りの小説になりました！更新頑張ってください！応援してます！！ (12月15日 22時) (レス) @page5 id: 53c5e16e3d (このIDを非表示/違反報告)
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