22 罪には罰、罪人には刑を。 ページ26
「えっと仮屋くんだっけ」
「(仮)じゃないです、狩屋です」
「ごめんわざと」
「.............」
空気を清浄するために、ボケを入れてみたのだが、どうやら逆効果だったみたいだ。静かになった。
「なんかごめん」
本当にごめん。空気読めば良かった。沈黙つらたん。
「────先輩」
「ふっふ、ふふぅ!?
なにかな狩屋くん」
「不幸ですね、センパイは。
転校初日から、こんなことが起きて」
こんなこと、とはフラグ事件のことだろうか。 彼はいちごちゃんにも激怒していたし、どんだけこれに執着してるのだろう。
「あ、そうだね。
ところでさ、狩屋くんに聞きたいんだけどさ。
───うわさ広めたの狩屋くん?」
「.............へ」
キョトンとしたかおになる。もしや違ったのだろうか。
「ち、ちがった!?
ごめんね狩屋くん、変なこと聞いて──」
「俺ですけど.............。
何でそんなこと聞くんスか?」
「.............へっ?」
まるで広めることが当たり前、とでもいうような口ぶり。いや、待て。
「佐藤センパイはアンタに、濡れ衣着せようとしてたんスよ?
俺は皆に事実を伝えただけです」
正論だけども。正論だけども。
私はそうは思わない。
「まぁたしかにね、そうだけど、そうだけども!!
ちょっとチガウンジャナイカナー」
「何でですか？アンタ、霧野センパイがいなきゃ、佐藤センパイに貶められてたんですよ?
自業自得じゃないですか。あんな女が、周りをなんとも思わないようなやつがいるから世界は腐るんだ。
"罪には罰を、罪人には刑を"おれは当然のことをしたまで。どこかおかしいですか?」
「でもでもでもでも!!間違ってると思うよ?
仮屋くん、私たちは裁判官じゃないしっ」
「センパイは苦しみがわからないから言えるんスよ。憎しみがわからないからそんな綺麗事が言える。
知らないからいえること、なんですよ。
どれだけ話し合っても無駄でしょうし、俺もどります。あ」
"俺、仮じゃないです" そういい残して、去っていった。
「仮屋くん.............」
【雑談.............雑談フラグがたった!(ハ●ジ風)みんな逃げて】ところで→←21 現実は、恐ろしく重く
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猫子 - 九月とか言ったけれどつくっちゃいました。夏休みさいっこおぉぉぉぉぉぉぉ→うｒｌhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/popppp/ (2014年7月18日 19時) (
レス) id: 9cf65e3049 (このIDを非表示/違反報告)
猫子 - ですが九月まで出てこれません。スマートフォンの没収、ログアウト、学力低下などなどです。もしかしたらですが続編をのせるかもです、夏休み中に。載せない確率のほうが高いですが、待ってていただけたら幸いです。 (2014年7月5日 21時) (レス) id: 9cf65e3049 (このIDを非表示/違反報告)
猫子 - 評価してくださった方、コメントしてくださった方、お気に入り登録してくださった方、ありがとうございます愛してます。えっと・・三か月くらいいませんでしたね、すみませんでした。 (2014年7月5日 21時) (レス) id: 9cf65e3049 (このIDを非表示/違反報告)
ユッカ☆ - めっちゃ面白いｗｗｗｗ 続き、気になります！！更新頑張ってください！ (2014年6月5日 17時) (レス) id: 042c3de7ef (このIDを非表示/違反報告)
茉莉架 - 山田 猫子@やべぇティトス可愛い(真顔)さん» スランプですか・・・。気持ちよくわかります！ゆっくりでも大丈夫です！更新、がんばってください！ (2014年5月1日 22時) (レス) id: c24d291ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2013年12月24日 22時
