【d!】檻の中にいた子供、誘拐しちゃいました。

8※一部修正 ページ8

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ぴぃぴぃぴぃ…ちちちっ…


鳥のさえずり。今日も(この森は)平和だなぁ。

平和ボケしちゃいそう…


『ん"ん"っ……ふぁ、、、ねっむ。』


まだ、、、朝の5時だ。

うせやん…眠いねんけど。

、、、ん?スマホうるっさ。


『ぁ、先輩からだ。何々…』


「急で悪いんだけど、今日の集まり来られそう?ほんとごめんね〜(泣)」

なんか、先輩泣かせちゃった気分…

了解です!ミズキも引っ張っていきます()。、、、と。


『なんやかんやでリナ先輩面倒見良いよな。』

ミズキ「ほんまそれn…んぁ、、、おはー。」

『、、、あっ、おは。うん。びびった。』

ミズキ「てか、勝手に行くって送んないでよ…行くけど。」


お前もたいがい先輩ラブだもんな。

私のが凄いんだけど()


『ちょっと、あの子らの様子見てくる。』

ミズキ「え、行く。見たい…」


かちゃり


ドアを開ける。おっ、まだ寝てる…


『寝顔可愛くない?』

ミズキ「いや、それな。顔面国宝レベル。」ﾊﾟｼｬ

『うんうん。分かるわぁ。』ｶｼｬ


そんなことを話していると、パーカーの子がむくっと起き上がった。


「ん、、、おぁよぉ。」

『ぅぐっ、、、おはよう。よく寝れた?』

「んっ!しょっぴくん、まだねてんの?」

『うん。もうすぐ起きると思うよ。』


え、んって可愛すぎない?

伝わるかな、口開かずに、首こくこくさせるやつ。


ミズキ「朝ごはん何がいい?」

『んむむ…バタートースト。』

「おっ、おえもそれくってみたい!!」

ミズキ「りょうかーい。」


朝ごはんだけじゃなく大体作ってくれるから助かる。

めっちゃうまいしな。

どうでもいいことを考えていると、毛布が動いてくせっけがひょこんと現れた。


『ん、おはよう。お熱測るね。』

「ん、、、だいぶらくになったっす。」

『よかった…ん、熱はないね。完全復活だ!』ｺﾂﾝ

「あの、みんなとあそ、んでも、?」


上目遣いあーんどきゅるきゅる…

かわいいいいいいいいい((


『もちろん!でもみんな寝てるから、一緒に寝ておいで。』

「んっ。ぞむさ、いきましょ。」

「おう!!んひひみんなどんなはんのうするんやろ。」ﾄﾀﾄﾀ

『あっ、私も付いていくわ。』


かわいい。ふたりでおぼつかない足取りでリビングに行っている。

これほど眼福なことはないよね?


『あっ、先輩の布団取られてる…w』


先輩は体を丸め込み、顔をゆがめていた。

笑いそうになるのをこらえて、私の布団をそっとかけておいた。


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