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店員「いらっしゃいませー！お好きなお席へどうぞ」
彩「禁煙席がいいよね」
「うん。あ、あそこ空いてる」
今日は大学の授業が午前で終わったから、
高校時代からの親友の彩とランチ。
「んー、私Aランチにしようかな」
彩「あ、奇遇。私もAにするわ」
「オッケー。店員さん呼ぶね〜」
『ピンポーン』
ボタンを押して、
店員さんに注文をお願いして、
しばらくしたらご飯が運ばれてくる。
店員「Aランチでございます。こちら、セットのスープとサラダです。ごゆっくりどうぞ」
手際よく並べられたお皿たちに気分を良くし、
空腹が急かすように手を合わせる。
「いただきまーす！」
私の元気が良かったせいか、
彩が少し微笑んだ。
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彩「濱田先生とは最近どうなんー？」
ご飯も進み、
食後のデザートと紅茶を嗜んでいる時に
彩が何気なく尋ねた。
「特にどうもなく、普通やで。
おとといも電話したし、週末会うし」
もちろん、今では元先生と元生徒とは言え、
先生の立場もあるから
あまり人には言えない関係。
だけど、
親友の彩と、幼馴染みの大毅、
その2人に加えて、
いつも一緒に行動してた4人のうちの1人の
小瀧望くんには、先生とのことを話している。
彩「ん、それならいいわ。
なんかこの前、久しぶりのデートドタキャンされたって言うてたから心配なって」
ケーキを口に運びながら彩が言った。
「あ〜あれは仕事やったからしゃーないわ。
残念やったけど、その分今週楽しみやねん」
彩「うん、楽しんでおいで。先生によろしく…あっ」
大好きな親友が
整った顔で優しく微笑んで、
すぐに何かを思い出したような顔に変わった。
彩「ていうか、重岡くんはいつ帰省してくるん？」
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作者名：はまぴよ. | 作成日時：2018年2月24日 23時
