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先輩、後輩。 ページ7
「せんぱい！」
「浮所くん…」
「今日部活休みで！
今帰りですよね？
いっしょに帰りませんか？」
「う、うん…」
那須くんにやきもちやいてるとか
言われたから…
なんか浮所くんの顔恥ずかしくて
見れない…//
「せんぱい、
文化祭なにやるんですか？」
「まだ決まってないかな…」
「僕のクラスは焼きそば
売るんですよ！」
「へー…」
「…」
「手、繋いでもいいですか？」
「え…な、なんで…？」
「繋ぎたいから。」
「え、あ、…」
返事する間もなく、
浮所くんは自分の指を
私の指に絡めた。
「…
浮所くんは、…」
「はい？」
「…誰にでもこういうことするの…？」
「え…？」
「この前私にぎゅって
してきたりしたけど…
そういうの誰にでもしてるの…？」
「そんな、
あんなのせんぱいにだけです！」
「じゃあ何で
頭撫でられてたの！？」
「え…」
「私だけにじゃないなら
もうこういうことしないで！」
繋いでた手をふりほどいて、
走り出した。
那須くんの
言ってた通りだ。
私、やきもちやいてる…
.
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2019年2月27日 17時
