うぎょるぎゅ5

206.やり直し(KH) ページ41

どうしよう。
Aがなんか、しょんぼりして。
さらにちょっと、むっとしてる。

そりゃそうだ。
なんていうか。新しいCD渡してろくに聞いてもらえなかった感じ？
これはやばい。

急いで、カメラのない部屋に逃げ込む。
真剣に、写真集を見る。

あ、これ、かわいい。
すっごい、かわいい。
うわ、かわいい。

っていうか、これは。

・・・いや待て。落ち着け。
これは番組だ。
できたら一人でゆっくりニヤニヤして眺めたかったけど。
・・・仕事ですから！！


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そろっと、リビングのソファを覗く。

KH「A。・・・・・やり直し。いい？」

「・・・？」

首をかしげてる。

KH「行くよ？・・3,2,1,きゅー！」

で、ソファで隣にどかっと腰掛けて、わざわざすごいテンションで話しかけた。

KH「やー、びっくりした。何なのこれ、どうしたの？」

「・・(笑)」
あ、今わかった感じ？
小芝居に乗ってくれるA。

「びっくりした？この前ね、オッパが海外で公演してる隙に、撮影したんだよ！！3日もロケしたんだから！！(笑)」

KH「へぇ〜。どれもすっごいかわいい。」
わざわざすっごい笑顔で言う。

「えへ。オッパはどれが好き？」

KH「ん。今真剣に見てきた。・・コレ。」
ここは大真面目に正直に。
いいと思ったものを申告。

「・・そうなんだ？うれしい。」

KH「ん。Aは笑った顔が一番いい。
表紙もいいけど、僕はこっちのほうが好き。」

おでこもきれいだし。(←)
上半身だけのショットだけど、衣装のかんじとか、背景の色とかがきれい。

「私はね、個人的にはこれが気に入ってる。」

KH「ほんと？・・うん、いいね。」

「ね、オッパ、ここにサインしてみたんだよ？」

KH「うん、さっき気付いた。ありがとう。」


KH/YOU「・・・ふ(笑)」

あ、もう許してくれる？
よかった。
番組ではすべてが放送されてしまいそうだけど。(←)
なんとか、人様に見せても大丈夫な内容に・・。
あのまま機嫌を損ねたら大変だった・・(汗)

KH「ヤー、ちょっとこれ、ほんとに出すの？」

「明日発売だよ♪」
ご機嫌なA。
そりゃそうか。

KH「先にくれたんだ？うれしい。」

「うん♪熟読してね♪」

KH「熟読(笑)。・・うん、ありがとう(笑)」

こんなセクシーな写真も。
世の中に出しちゃうのか・・(泣)


そこで、僕らのところにミッションカードが届けられた。

「なんか、久々だね。」

KH「ほんとに。今回は何だろ。」

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