うぎょるぎゅ5

171.マネオッパ ページ5

ドラマが無事クランクアップを迎えた。

打ち上げは後日あるみたいだったから、
スタッフのみなさんや共演者の方に挨拶してその場を後にしようとすると。

ドンヘオッパがやって来た。

DH「このあとスケジュールなかったら一緒に来ない？」

・・どこに？

DH「練習に戻るんだけど・・さっき、変なこと言っちゃったから。
気になるかと思って。
キュヒョンに会いに行く？」

「・・・。」

・・ドンヘオッパって優しい。

行きたい・・けど、部外者が入れるものなの？
それに、キュヒョンオッパがほかの女の子とニコニコしてるの、
見たくないな。。

と、そこへマネオッパが割って入ってきた。
ああ、マネオッパとも昨日の話をちゃんとしないと。

ｶﾝ「お疲れ様です。ドンヘシ、もしよろしかったら僕がAを送ります。

僕もキュヒョンシに少しお話したいことがありますし・・
もしお邪魔じゃなかったら差し入れだけでもさせていただいて。
少しお時間取っていただけないかと思ってるんです。」

・・？

ドンヘオッパは少し戸惑っていたけれど、
すぐにいつもの素敵な笑顔になって、

DH「じゃぁ、僕からキュヒョンに連絡をいれてみますね？
多分大丈夫だと思います。
Aも、それでいい？」

「・・うん。なんだかごめんなさい、ドンヘオッパも忙しいのに・・」

DH「ケンチャナ〜！・・気にしないでよ。
ほんとに今日のギュ、Aに会わないと元気出ないかもだし？(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・

○○オッパたちのいるスタジオに向かう際中、
マネオッパが言いにくそうに切り出した。

ｶﾝ「昨日はごめん。俺、悪い男がくっついたと思って。
よく知りもしないで彼には失礼なことをしたよ。」

・・・！


ｶﾝ「パク・ミンギとは・・ちょうど俺がいないときになんかあったんだろ？
毎日マンションの周りにいてたのにぱったり来なくなったし。
お前が平気そうだったから何も聞かなかったけど、今後も俺がいないタイミングでお前に何かあったらと思うと気が気じゃない。

だから今回の、キュヒョンくんはさ。
そんなことがあったらとかちょっと・・心配で。」


・・・これは、私が悪い。

マネオッパがそんな風に思ってくれてるのに、
何も相談せずにいたからだ。

ミンギ(元彼)のことだって、もっと早くにマネオッパに相談してればあんなことにならなかった。
キュヒョンオッパのことだって、もっとちゃんと話してればマネオッパに心配をかけることもなかった。


ああ。
私のバカ。

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