うぎょるぎゅ5

201.怒らないオッパ ページ36

オッパの素敵な告白に、なんだか感動して。
オッパの膝の上で心地よく甘えてると。

オッパがとっても申し訳なさそうに、切り出した。

優しいオッパの、かわいい主張。

ソンミンオッパと二人きりでいたこと。
それだけならまだしも、内緒話をした挙句密室で肩を抱かれて、とか。
怒ってもよさそうなところなのに。


さらにもう一つ。
やっぱり、泣いた顔、バレてたんだね。
僕にだけ見せて、にキュンとなる。


『ごめん。次からはやめてほしい。』とか。

『できるだけでいいから。』とか。


小さい声で、優しく。
オッパがたぶん相当嫌だったことを教えてくれる。

オッパは怒ったりすることって、ないのかな。
ちょっと、私に甘すぎない？

なんだか。
マネオッパのこともそうだったけど。
私、オッパに対して配慮がなさすぎるというか・・。
・・情けない。

オッパに何て言えばいいだろう。


少しの沈黙の後、
オッパの顔が見たくなって、少し体を離そうとすると。

ぎゅっと私を抱きしめるオッパ。

KH「A。・・嫌だった？」

「え？」
何が。

KH「・・その、ちょっと、わがままだった？」

え。

「ぇ、なんで！？(汗)」

どうしてそうなるの？
え。
何。
・・何？

KH「・・離れようとするから・・」

あ。

・・ぎゅっとオッパを抱きしめ返して。

「違うよ、オッパ。ちょっと顔が見たかっただけ。

黙っててごめんね？
すごく、うれしくて。
・・オッパにキスしたくなったの。」

我ながら大胆な言い訳。(←)
でもこうでも言わないと、オッパがなんだか不安そう。

ちゃんと、私がすごく好きって伝わってないよね？
・・何も言わないで甘えてたから。
ごめんね。

KH「・・。」

あ、照れたよね。

オッパ。
顔が見たい。

今度はそっと、力を緩めてくれて。

オッパのきれいな顔が見える。
やっぱり少し、不安そうな表情？
優しく、キスをくれて。

・・・ていうか。
自分の発言が恥ずかしすぎて。(←)

もう一度オッパの肩に顔を埋めた。

「オッパ、大好き。」

・・ちゃんと私にも言わせて？


「・・オッパ、まずこないだのことだけど。」
ちょっと強張る、オッパのからだ。
なんでそんなに一生懸命になってくれるの？
もう、好きすぎる。

「オッパに嫌な思いをさせたよね。
私、余裕がなくて。
自分がそんなことされたら絶対嫌なくせに、
そんなことにも気付かないで。

・・本当にごめんなさい。」

KH「・・。」

「オッパ、私ね、不安だったの。」


話そう。
ちゃんと。

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