142.なんだこの幸せ(KH） ページ42
あ、口、開いてた。
慌てて閉める。
・・肩が出てるね。
そしてまさかのショートパンツだね。
いつも家ではそうなの？
すっごいかわいいけど・・
無理。
無理だから。
もう。
僕の髪があちこちに向いてる、とかでくすくす笑ってる彼女。
笑われても怒れない。
かわいすぎる。
なんですっぴんの方がかわいいの。
おかしいでしょ、ソレ。
・・ああ、好きだからか。
だからそう思うのか。
あふれる下心をどうしていいかわからないのも。(←)
ああ、これも好きだからか。
・・じゃあもう仕方ない。
笑顔の彼女の前で、
小さい悩みは置いておこう。
今こうして一緒にいれることを喜ぼう。
一緒に歯磨きなんかしちゃって、
なんだかもう、照れるけど幸せだ。
なんだこれ。
なんだこの幸せ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
KH「A、こっち来て。」
ソファに戻って声をかけると、
やや緊張した面持ちでこちらにきてくれる彼女。
二人にとっては初めての夜だから。
僕だって緊張する。
これはもう、仕方ない。
KH「・・緊張しないで。
何もしないよ・・その、ちょっと、抱きしめさせて。」
前科がある手前(←)、一応前置きして。
彼女を横向けに、膝の上に乗せる。
今日発見したけど、これ、彼女との距離がすごく近くていい。
すっごいドキドキするけど。
でも気持ちをちゃんと伝えるにはいいと思う。
・・う。
肩が。
足が。
いや、そこは今は無視だ。
今、大事なとこだから。
少し強張った彼女の体をそっとゆるく抱いて。
目を見て話を切り出した。
KH「・・今日、こうして側に居させてくれて、ありがとう。
『2番目の引き出し』も。ありがとう。
すごく、うれしい。」
あ、恥ずかしいかな。
でもちゃんと、お礼を言いたい。
僕の着替えと歯ブラシはいつから準備してくれてたの？
僕のこと、すごく考えて待ってくれてたみたいで本当にうれしかった。
目線をはずしたAは少し俯いて、微笑んでる。
KH「・・・何も言わないで、聞いて。」
少し頭を抱き寄せて、彼女の頭を僕の肩に置くようにした。
さすがに目を見ては恥ずかしい。
KH「・・僕は男だから。
Aのことがすごく好きだから、
今本当に、・・Aの全部が欲しい。」
ああ、彼女が緊張してる。
そりゃそうだ、何だこの体勢でまさかの『したいです宣言』。
でも、呆れないで、続きも聞いて。
上手く言えるかわからないけれど。
ちゃんと僕の気持ちが伝わりますように。
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ちづ(プロフ) - 芽依子さん» こんにちは＾＾ありがとうございます。18歳以上でしたら、一瞬私のことをお気に入り作者登録してもらえれば作った作品が全部見れると思います。それか、ここじゃなくてふつうにネットでタイトルを入れて検索してくだされば出ます。リンク、外しててすみません。。 (2012年7月14日 19時) (
レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
芽依子(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！あの、4見たいんですけどどうやって飛べばいいですか？ (2012年7月14日 19時) (レス) id: d6cad3bdab (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - chibicoさん» おはよう、早速見つけてくれてありがとう〜！！５章作成したらここから続きでリンクするから、待っててね〜！ (2012年7月14日 10時) (レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - きゃぁ〜♪ｵﾝﾆ!!ありがとう(=^0^=)朝からいいもの発見したぁ♪そして初ｺﾒげっと!!!ヾ(*´∀｀*)ﾉ (2012年7月14日 8時) (レス) id: 48842fd9e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちづ
| 作成日時：2012年7月14日 3時
