130.やっぱり天然 ページ30
とにかく私は、謝りたかった。
マネオッパがキュヒョンオッパに言ったであろうこと・・
そしてそんなことを言われるような事態になったのは私のせいだ。
そろそろ話しかけてもいいかなと思って様子を伺うと、
オッパが私の頭に頬を寄せたまま話し出した。
KH「・・A。ごめん。順番を間違えた。」
「・・？」
KH「今日の話。
まだちゃんとAとも話し合ってなかったのに。
二人の問題なのに、勝手に話をしてしまって・・。」
・・オッパ、そんなこと考えてたの？
KH「Aの仕事のこともあるのに、
付き合いはじめるときにもっとはっきりさせておくべきだった。
何も今日今すぐマネージャーさんに宣言することもなかったのに。
カッとなって一人で暴走して・・Aを置いてきぼりにして。
・・嫌な思いをさせた。
・・ほんとにごめん。」
いつも私のことを考えてくれるオッパ。
オッパの優しさに、重かった胸の内が次第にふんわりとした感触に戻る。
「オッパ・・私もごめんなさい。」
KH「え。何が。」
「何が、って。」
KH「だってそうでしょ。
僕がもっとしっかり最初から周りへの対応も考えてればこんなことにならなかった。
Aのマネージャーさんのこともあんな形でやり込めて・・
Aにとっては大事な人なのに。
情けない・・・。」
・・オッパはやっぱり天然で優しい。
「違うよ、オッパ。
私が最初にマネオッパに話を通してなかったからこんなことになったんだと思う。
オッパはメンバーの皆さんやマネージャーさんにもちゃんと話をしてくれてたのに。
私はぼんやりしてて。
ごめんね。
もう少ししっかりしなきゃと思ったよ。。」
KH「A。その・・僕のこと、嫌になってない？」
「・・どうして！？」
え、今の話の流れでどうしてそうなるの？
私の謝罪、聞いてくれてる？？
思わず体を少し離して、オッパの顔を見る。
・・やっぱりいつもより近い。
今更ドキッとする。
KH「・・公表はしません、こそこそ付き合いますって言ったし。
そういうのも相談せずにさ。
女性はそういうの、世間体とか構わずに誰にばれてもいいからとか言われたいのかと思って。」
ちょっと口をとがらせて、
だんだん小さい声になるオッパ。
「・・・！ふふっ(笑)やだ、オッパ！！！！」
KH「・・ちょっと。そこ、笑うとこじゃ・・」
もごもご言うオッパ。
かわいいオッパ。
優しいオッパ。
「オッパ、大好き。」
そう言ってもう一度、オッパの胸にもたれた。
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ちづ(プロフ) - 芽依子さん» こんにちは＾＾ありがとうございます。18歳以上でしたら、一瞬私のことをお気に入り作者登録してもらえれば作った作品が全部見れると思います。それか、ここじゃなくてふつうにネットでタイトルを入れて検索してくだされば出ます。リンク、外しててすみません。。 (2012年7月14日 19時) (
レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
芽依子(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！あの、4見たいんですけどどうやって飛べばいいですか？ (2012年7月14日 19時) (レス) id: d6cad3bdab (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - chibicoさん» おはよう、早速見つけてくれてありがとう〜！！５章作成したらここから続きでリンクするから、待っててね〜！ (2012年7月14日 10時) (レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - きゃぁ〜♪ｵﾝﾆ!!ありがとう(=^0^=)朝からいいもの発見したぁ♪そして初ｺﾒげっと!!!ヾ(*´∀｀*)ﾉ (2012年7月14日 8時) (レス) id: 48842fd9e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちづ
| 作成日時：2012年7月14日 3時
