128.寂しい ページ28
複雑な気分だった。
キュヒョンオッパがすべてを言い終えると、
もう誰も何も言う必要はなかった。
私はただ、黙っていればよかった。
話を聞くにつれ、
マネージャーオッパがどんなことを言ったのか想像がついて本当に申し訳ない気持ちだった。
それに対して冷静に言い負かすキュヒョンオッパにも驚いたし、
向こうのマネージャーさんが何も言わず見守ってる様子なのにも少し驚いた。
私って、本当にしっかりしてないんだなぁ。
私がちゃんと事前にマネオッパに話を通していればこんなことは起こらなかった。
今キュヒョンオッパがみんなの前で話したことだって・・
大事にされているのがわかって本当にうれしいけれど。
キュヒョンオッパとそんな話をしたことは一度もなかった。
なんだか・・・ちょっと落ち込む。
落ち込むのはお門違いかな。
守られて、大切にされて。
どうしてこんなに、なんだか・・
寂しいのかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話が終わるとすぐに、
キュヒョンオッパは○○のマネージャーさんに挨拶をして。
私のマネにも連絡先を交換して挨拶をして。
そっと私の手を取り、そこを出た。
そこでやっとオッパの方を見たけれど、
・・・目が合わない。
どうしよう。
マネオッパが言ったことで本当に気分を害しただろうし。
私がマネに報告を入れてなかったこと自体オッパには失礼だったに違いない。
オッパはメンバーの皆さんにも紹介してくれたのに。
私は至らずに、こんなに迷惑をかけて。
本当に、自分が情けない。
なんとなくで付き合っていい相手じゃないのはわかっていたのに。
覚悟が足りなかったのだろうか。
オッパのことが好きで。
オッパが好きでいてくれるのがうれしくて。
浮かれてばかりで、どうしようもない自分に気付いて。
もう、なんだか顔があげれなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
車に乗り込むとすぐ、
オッパがこちらを見て口を開いた。
KH「・・・A？」
「・・・ん。」
返事はするけど、顔があげれない。
こういうとき、オッパは私みたいに無理を言ったりしない。
私なら絶対「こっち向いて」って言っちゃうところなのに。
KH「・・なんだか外でごはんって気分でもなくなったね。
・・・ごめん。
・・・・・その。」
言い淀むオッパ。
やだ。
今日のデート、無し？
こんな気分で一緒にいたくない？
呆れちゃった？
KH「・・・今日はもう、」
「ヤダ。」
KH「え？」
「やだ、帰るの？・・一緒にいたい。」
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ちづ(プロフ) - 芽依子さん» こんにちは＾＾ありがとうございます。18歳以上でしたら、一瞬私のことをお気に入り作者登録してもらえれば作った作品が全部見れると思います。それか、ここじゃなくてふつうにネットでタイトルを入れて検索してくだされば出ます。リンク、外しててすみません。。 (2012年7月14日 19時) (
レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
芽依子(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！あの、4見たいんですけどどうやって飛べばいいですか？ (2012年7月14日 19時) (レス) id: d6cad3bdab (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - chibicoさん» おはよう、早速見つけてくれてありがとう〜！！５章作成したらここから続きでリンクするから、待っててね〜！ (2012年7月14日 10時) (レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - きゃぁ〜♪ｵﾝﾆ!!ありがとう(=^0^=)朝からいいもの発見したぁ♪そして初ｺﾒげっと!!!ヾ(*´∀｀*)ﾉ (2012年7月14日 8時) (レス) id: 48842fd9e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちづ
| 作成日時：2012年7月14日 3時
