125.開いた口が・・(KH) ページ25
まぁそれなりに楽しかったヒョンたちとの撮影から数日。
今日は新婚旅行の行き先とおおまかな企画を決める打ち合わせがある。
だいたいは番組側で何案か作ってくれて、最終段階で彼女と参加する。
今日、打ち合わせのあとは久しぶりのデートだ。
いつもよりゆっくり会えるからうれしくて、
今日はちゃんとレストランも予約してある。
外で食事して、こそっとドライブなんかに行こうと思ってる。
漢江沿いの穴場か、少し夜景の見れるところまで行こうか・・
仕事の前なのに僕は少し浮ついていた。
・・・・・・・・・・・・・
打ち合わせに入る前、Aのマネージャーさんが僕のところに来た。
KH「おはようございます。」
・・・Aは？
ﾏﾈ「おはようございます。ちょっと、よろしいでしょうか？」
KH「？・・どうぞ？」
打ち合わせの会議室から少し離れて、人気のない通路に移動。
なぜ。何の話？
ﾏﾈ「・・うちのAのことですが。付き合ってるんですよね？」
KH「・・！」
ここは何と答えるべきだろう。
まだ彼女は事務所側からの恋愛の自由はないのかもしれない。
ﾏﾈ「ウギョルの間は構いませんが・・
その後捨てるつもりなら、もう今から線を引いてほしいんです。」
KH「？！」
捨てる？
何を言ってるんだ？
ﾏﾈ「・・○○さんに女の子が群がるのは当たり前のことでしょうけれど、
うちのAはそんなに軽く扱ってもらっちゃ困るんです。
正直、そんなスキャンダルで売名しなくても売れる自信がありますし・・こちらとしてはメリットがありません。
もうずいぶん遊んだんじゃないですか？
・・ちょっとつまみ食いしたつもりでもうやめてもらえませんか。」
KH「・・・。」
開いた口がふさがらないとはこのことだ。
なんと失礼な人だろう。
彼女を軽く扱ったことなど一度もない。
彼女は売名行為で、僕の方は遊びだと。
そう言ってるのか？
第一、このことを彼女は知ってるのか？
彼女に何か言ったんじゃないだろうか、
その方が心配だ。
KH「・・失礼ですが、それはあなたの考えですか？
まさかとは思いますが、彼女の考えですか？
それとも、お宅の事務所の考えとして取り扱っていいのでしょうか。」
冷静になれ。
ここで怒りは禁物だ。
今後のこともある。
彼とはきちんと話をつけたほうがいい。
浮かれた頭が一気に冷えた。
対処しないといけない問題を頭の中でまとめる。
彼の返答がある前に、
Aの声が聞こえた。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちづ(プロフ) - 芽依子さん» こんにちは＾＾ありがとうございます。18歳以上でしたら、一瞬私のことをお気に入り作者登録してもらえれば作った作品が全部見れると思います。それか、ここじゃなくてふつうにネットでタイトルを入れて検索してくだされば出ます。リンク、外しててすみません。。 (2012年7月14日 19時) (
レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
芽依子(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！あの、4見たいんですけどどうやって飛べばいいですか？ (2012年7月14日 19時) (レス) id: d6cad3bdab (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - chibicoさん» おはよう、早速見つけてくれてありがとう〜！！５章作成したらここから続きでリンクするから、待っててね〜！ (2012年7月14日 10時) (レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - きゃぁ〜♪ｵﾝﾆ!!ありがとう(=^0^=)朝からいいもの発見したぁ♪そして初ｺﾒげっと!!!ヾ(*´∀｀*)ﾉ (2012年7月14日 8時) (レス) id: 48842fd9e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちづ
| 作成日時：2012年7月14日 3時
