38.怖い ページ38
オッパの言ってくれた言葉、
自分の言った言葉を思い返す。
・・・どうなんだろう。
なんか、思わず期待しちゃうけれど、
他意はない、よね、きっと。。。
番組内で夫婦なだけに、解釈が難しいような。。
それなのに「近付きたい」とかって。
なんか変だったかも。
ぼんやりエレベーターに乗り込んで、扉を閉めようとすると、
外から扉に手が差し込まれた。
「・・・!!」
怖い。
こんな時間に、男の人と乗り合わせるなんて。
でもそんなことも言えないし、
とりあえず4階のボタンを押す。
っていうかこの人、どこへ行くんだろ。
もうエレベーターが動いちゃう。
「あの、何階まで・・」
言いかけて目を見開いた。
・・・・ミンギ。
2,3日見かけなかったせいで、なんだか油断してた。
いつもはマネージャーに部屋の前まで来てもらってたのに。。。
ああ、エレベーターが動き出した。
早く、早く部屋に着いて・・・!!
ミンギ「・・元気にしてた?毎日来てたのに。こうやって会うのは久しぶりだね。」
「・・・。」
どうしよう、怖い。
ミンギ「何?もう口もきいてくれないの?・・Aには新しいオッパができたもんねぇ?俺はもういらないって?」
薄ら笑いさえも浮かべた気味の悪い表情。
ああ。
ミンギ・・。
もう、本当に私の知ってるミンギじゃなくなってしまった。
こんな緊迫した場面で、
なぜそんなことが悲しいんだろう。
きっと、彼をちゃんと愛していた。
だから悲しいのか。
今そんなことに気付いてもどうしようもないのに。
4階に着く。
はっとして扉が開くと同時に外へ駆け出す。
ミンギに腕をつかまれた。
どうすれば。
どうすればいい?
ミンギ「A。俺のA。愛してるんだ・・っ。」
ぎゅっと抱きしめられてからだが強張る。
嫌悪感。
「やめて・・・!」
ミンギ「やめない。愛してるんだ。俺のものにする。」
何?何なの?
怖い。
怖い・・!!
すごい力で壁に押し付けられる。
両手の自由を奪われて、
ミンギが私の服をつかんだ。
鎖骨のそばから布の裂ける音が聞こえる。
ボタンが飛んだ。
衝撃でどこかが痛い。
でもどこが痛いかもわからない。
涙があふれて、目の前が真っ暗になったとき。
--------------ピリリリリリッ---ピリリリリリッ------
私の携帯が鳴った。
一瞬躊躇したミンギ。
体を離し、逃れようとするが足がうまく動かない。
後ろから、また腕をつかまれた。
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革ベルト
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ちづ(プロフ) - あすかさん» こんにちは、ありがとうございます。18歳以上であれば、URLの末尾をugyorugyu3にしていただければ大丈夫かと思います。ご面倒おかけします(*^^*) (2013年2月16日 15時) (レス) id: 02bba1d0fc (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - Qianさん» おはよう、ありがとう〜^^私も久しぶりにここのページ開いたwあ、こんな緑だったなぁ〜とか思っちゃったよwピーマンを考えてバックの色を緑にしたんでしたw (2013年1月16日 9時) (レス) id: dd0328dcfc (このIDを非表示/違反報告)
Qian(プロフ) - うぎょるぎゅ読み返し~♪私もピーマンギュ好きだぁぁ。本当はピーマン嫌いだったけどね、今は大好き!!!ピーマン色といえばギュを考えてノートの色もピーマン色よ(笑) (2013年1月15日 22時) (レス) id: 17700d1269 (このIDを非表示/違反報告)
ちづ(プロフ) - つばささん» ありがとうございます!!うれしいです〜。4は大変なことになってますが、そのうち通常運転に戻りますので〜♪ (2012年7月10日 23時) (レス) id: 713b29c428 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ちづさん» 続き絶対読みまーすッ。思い切ってぴょんて爆発にしちゃってくださいなッ♪ (2012年7月10日 17時) (携帯から) (レス) id: 6dfdd0d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちづ | 作成日時:2012年6月11日 21時