うぎょるぎゅ

30.リベンジ ページ30

一週間ぶりの新居、一週間ぶりのキュヒョンオッパ。
オッパの姿を見た瞬間、心臓がうるさい。
慣れることってないんだろうか。

今日のオッパも素敵。

KH「おはよう。味噌チゲがいい。」
「おはよう。何、もうリクエスト？早いよ(笑)」

KH「ふ。Aのごはん、楽しみにしてたんだ♪」

キュン死スマイルを振りまくご機嫌なオッパ。
キラキラ3割増しキャンペーンでもやってるの？
もしくは私を射殺す気ですか？

「え、プレッシャーすごいんですけど(汗)」

とかなんとか言いながら、今日も撮影開始。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

手をつないで買い物に行く。

「こないだ、ごめんなさい。」
KH「だからもう、謝るの禁止だって。」

「ん。おいしいの作るね♪何がいい？」
KH「当ててみて。」

「・・・味噌チゲでしょ。」
KH「お、すごいね、なんでわかったの？」

「さっき聞いたもん(笑)」
KH「うん。言ったけど(笑)。Aの得意料理は？」

「うーん。。意外とふつうにハンバーグとかかな。」
KH「じゃあハンバーグも食べる。」

「チゲに、ハンバーグ？なんか取り合わせすごくない？」
KH「いい。どっちも食べたいし。」

スーパーで買い物をして、新居に帰ってくる。

全部の荷物を持ってくれてたオッパは、
帰るなりリビングのソファで横になった。

KH「手伝うことあったら声かけて。」

そう言いながらも、まったく手伝う気配はない(笑)。

「大丈夫だよ、今日はオッパのために妻ががんばります♪」

そう言って、料理にとりかかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しばらく料理に没頭してると、視線を感じて顔を上げた。
オッパがこちらを向いている。
「ん？」
KH「いや・・・。何も。」
「暇なの？(笑)」
KH「うん。構って。」

くりくりの目がかわいい。
ごろごろしてたせいで、髪がふわふわ、あちこちに向いてる。

「いやいや、ごはん作ってるから。おなかすくでしょ？」
KH「んー。・・・・じゃ、手伝う。」

なんと。・・意外だ。

っていうか、できるの？
いや、こないだお雑炊おいしかったけど、オンエアを見る限り、
本当に料理のスキルはなさそうだった(笑)。

何を頼もうか悩んでいると、
オッパがこちらに歩いてきて、


・・・そのまま後ろから、ふわっとハグされた。


・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・え？何？

・・・・・・・・・・・・何？

思考回路が、完全に、停止した。

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