うぎょるぎゅ

27.罰ゲーム？(KH) ページ27

数日たっても、しばらくはAのことが気にかかった。
体調、崩してないだろうか。

あの日、宿舎に帰ってリョウクにお礼を言ってからあれこれ話をしていると、なんだか気の抜けたような状態になり、
・・自分が相当緊張状態にあったんだとわかった。

ま、慣れないことをしたし。
いろんなAを一気に見たし。

でも、気になることが。
緊張状態であの状況に麻痺していた自分。
思い返すと、なんだかとんでもなくない？

からかいもせず大真面目に泣いた理由なんか聞いちゃって、
理由が理由だったせいでどんな顔になってたのか不安。
Aがかわいすぎて、照れて目も合わせられなかった。

しかもなんだか間が持たずに眠るまでの間歌うなんてキザったらしいことをした。

どうしよう、今更ながら、
・・・・大丈夫なのか？

・・・表情管理・・・・とか。

あの番組を見たら僕がAに惚れてることなんか一目瞭然だ。


せめてオンエアが身内の目に触れないようにしなければ。
ヒョンたちに何を言われるかわかったもんじゃない。

そう思っていたのに今日に限ってヒョンたちはリビングにいてる。
やばい。

「・・ここでゲームしていいですか？」
テレビを奪おうと必死な僕。

LT「あ、キュヒョナ、ダメ。今日はみんなでテレビ見るから。」

言い切るトゥギヒョン。
あ、もしかして映画とか？
それなら安心かも。

DH「キュヒョナ！！かわいいマンネの出演番組なのになかなか見れなくて・・今日はみんなで見るからね♪」

キラキラスマイルのドンヘヒョン。
下がった眉。好きです。
いや、そこじゃなくて。
今なんて言いましたか？

目を見開いて何も言えなくなった僕に向かって、
RW「ああ、こないだの撮影分でしょ？僕のレシピだもん、雑炊上手くできてるはず。」
とリョウク。

EH「キュヒョニが料理とか・・どんな状況だったの？(笑)うわ、なんか楽しみ〜♪」

ああ、ウニョクヒョンまで。
いつもは忙しいでしょう、あなたたち。
なんで今日に限って。。。

もう無理だ。
部屋に避難しよう。

SM「キューヒョーナ〜〜？わかってるって。デレギュになっちゃったんでしょ？一緒に見ようよ〜♪」

そっとリビングを出ようとしたのに、明らかに黒い笑いを浮かべて楽しそうなソンミニヒョンに引きずられ、抵抗もむなしくテレビの前。。。

大画面に映し出されるウギョルのオープニング。

・・・・・何の罰ゲームですか。。。。

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