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今日も3人だね〜ってシフト表をペラペラめくるせんぱい。そんなせんぱいを横目にエプロンを結んでるとお店の電話が鳴る。あわてて取りに行こうとしたけど、俺が行くからってせんぱいが言った。こういうところがモテるのかな、やっぱ
「店長、今日来れないから2人でって」
「あっ、はい...」
「Aちゃんはホール入って、俺がキッチン行くね」
わたしの返事も聞かずにキッチンに向かうせんぱい。正直2人でまわせると思う。わたしとれんくんだったらギリギリかもしれないけど、せんぱいはわたしたちより1年前に入ったからなんとかなる、と思う...
お客さん全然来ないなーって思ってるとこげ茶色のドアが開いた
「いらっしゃいま、せー...」
「無愛想、もっと笑顔でやれや」
今日も疲れたわーってカウンター席に座る。部活早く終わったのかなって時計を見ると18:05。こんな時間経ってたんだ。れんくんはいつものようにオレンジジュースを頼んでケータイをいじってる。変わらないなぁ、
「お待たせしましたー、」
「なぁ、どうせ今日も早く上がるんやろ」
「たぶん、さっき店長から19:00前にはあがれって電話あったから...」
「ふーん......」
ちゅーってストローで吸いながらキッチンの方を見るれんくん。そこには真面目な顔して腕を組んでるせんぱい。お客さんはれんくんだけだし、なにしてんだろ...
「なにしてんすかーっ?」
ちょっと、れんくん。いてっておでこを抑えるれんくん。まるでわたしの心を読んだみたいに言ったれんくんをデコピンしたけど、まぁ大丈夫だと思う。
「彼女のこと考えてたり?」
「んー......いや、違うんだけどね。
って永瀬くん来てたんだ。こんにちは、」
やっぱり、れんくんのことも嫌いになりそう。昨日はあんなに言ってくれたのに、そんなこと聞かなくていいじゃんか。ちがうって言ったせんぱいにすこしだけ心が軽くなった気がした。昨日の女の人は?どういう関係?ってもやもやはもっと増えたけど、
それより、れんくんに気づかなかったせんぱいってやっぱり天然...?
ガチャっ
「あっ、いらっしゃいま、」
急に現れたあのひとに、少しだけ緊張。
心は軽くなったはずなのに、
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平永 優 - おもしろいですね (2019年1月5日 16時) (
レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ARMY - すごくおもしろいですw応援してます！更新楽しみにしてます！ (2018年12月10日 23時) (レス) id: ea329e26cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Erie | 作成日時：2018年12月8日 20時
