page.13 ページ13
.
｢....おはよ、ございます｣
｢なにそんなビビってんの、ってあれ｣
きまずくて、おもわず身構えちゃって、従業員入口のドアをひらく
びびってるわけじゃないもん、
無意識にせんぱいをさがす、
いるはずのせんぱいはどこにもいなくて、じんさんしかいなくて、
あれ、せんぱい.......
｢よぉ、じんあいつは？｣
｢あいつぅ？あぁ、紫耀？なんか学園祭ちかいからしばらく来れないとかなんとか...
あ、Aちゃんおはよ｣
｢おはようございます....あ、あの、しばらくって...｣
さらっとあいさつしてくれたじんさん
じんさんは、せんぱいとはちがう大学に行ってていろんなおんなの子にモテモテなひと
"しばらくこれない"って....
｢ふぅん...じゃ、着替えてくるわ｣
｢えっ、あ、ちょっと....｣
そういってれんくんはわたしの背中をはやくって押してくる。ぐいぐい押されていたいんだけど...
うしろから、今日人少ないからゆっくりでいいよ〜ってじんさんの声がきこえる...れんくんいたいって、
｢お前、さぁ..........｣
｢............な、なに、？｣
｢わたしのせいで、とか思ってんのか？｣
びっくりした、だって当たってるんだもん
でもだれだってそう思うんじゃないかなぁ。あんなことがあって、めったに休まないせんぱいが休んで、ぜったいにわたしの
どんっ
｢逃げんな、あほ｣
｢.................っ｣
男子更衣室前のドアにわたしの背中があたる
じっとり、ゆっくり、後ずさりしてたけど、もう
ぴたって背中とドアがあたったとき、わたしの顔の横にれんくんの手があって、
｢また自分のせいにするんか、お前｣
れんくんの顔が、目の前にあって........
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 473人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
平永 優 - おもしろいですね (2019年1月5日 16時) (
レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ARMY - すごくおもしろいですw応援してます！更新楽しみにしてます！ (2018年12月10日 23時) (レス) id: ea329e26cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Erie | 作成日時：2018年12月8日 20時
