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隠し事 ページ6

sideエレン

この日は、なんの訓練もなかった

Aが大変なんだそうだ

エルヴィン「A..私はここだ」

『びぇぇえええ』

部屋中に散乱する道具
その中央に座り泣きわめいてるAと
そんなAを宥める団長

俺やアルミン、ミカサ..新兵は部屋の外から
その様子を眺めていた

しばらくすると、慌ただしい足音と共に

リヴァイ「どけ!お前ら!」

服を着ながら兵長が駆けてきた
俺達を退かすと、部屋に入り、団長の横で
Aに問いかけ始める

リヴァイ「A、どうした。俺達はここにいる」

それでも泣き声は収まらず
それどころか酷くなる一方だった

でも

「なんで、あんな必死なんですか」

俺は横に居るハンジさんに問いかける
そうだ...どうして団長も兵長も、あんな必死に
Aを泣き止ませようとする?

ハンジ「理由が知りたいなら..外に行きな」

「えっ」

意味が分からずに俺が首を傾げた時だった


兵団員「巨人が三体接近!!いずれも八m級です!」

「巨人!?」

リヴァイ「ちっ..嗅ぎつけやがった」

呟いた兵長は舌打ちをすると立ち上がり部屋から出ていく

リヴァイ「グンタ!!オレオ!俺達で片付けるぞ!...ペトラ!エルド!エルヴィンを手伝え」

一体..どういう事だろう

エルヴィン「A、何故泣くんだ」

『うあ゙あ゙ぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ』

ペトラ「ほらA、大丈夫だよ」

エルド「泣くなA!立体機動装置で散歩してやるから!」






兵長達が巨人を倒したのは一瞬で
団長達の努力により、Aもしばらくしたら
泣き止んだ

けど俺には疑問が残ってる
どうしてここに巨人が現れたのか

団長達が必死に宥めてたのか...
全ては、繋がっているのだろうか









───────────────────
sideアルミン

エレンは分からない様子だったけど
僕は少しわかった

団長達は、何か隠してる
Aについての大切な事を
僕達に隠しているんだ


リヴァイ「..また掃除か」

エルヴィン「各自持ち場に戻ってくれ」

団長の指示でみんなは離れたが

リヴァイ「今日は、レベル6...だな」

エルヴィン「あぁ..」

リヴァイ「これだけで済めばいいんだがな」

エルヴィン「こればかりは、我等にも何も出来ない...A次第だ」

二人がAの部屋に戻りながら話してるのを
僕は聞いた

夢と現と→←リヴァイ班



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いちご大福 - ミオ(金欠)さん» はい! 投票 ありがとうございます! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - メグさん» 投票ありがとうございます!一先ず了解です! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - めいさいさん» わかりました!投票ありがとうございます!! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - サルさん» ありがとうございます!了解しました! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - ホデリさん» ありがとうございます! アンケート了解です!! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご大福 | 作成日時:2018年2月4日 14時

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