壁の向こうには ページ48
壁の外は
とても、広かった
ハンジ「うへえぇ!これ本当に全部塩水なの!?あっ!?何かいる」
リヴァイ「オイ、ハンジ。毒かもしれねぇから触るんじゃねぇ」
あの後...僕達は帰った
謁見を終えて...団長が、ハンジさんが
ウォールマリア外への調査をするって言って
一年くらいで、みんなでウォールマリア内の
巨人を駆逐して
初めて、僕は見た
エルヴィン「A...これが、海だ」
『...おおきい』
エルヴィン「あぁ...大きいな。私達の世界なんかより、とても大きい」
アルミンが言ってたとおりだ
『海..あったよ、団長』
エルヴィン「あったな」
振り返ると、僕を見て団長が笑ってた
足を入れると、指の間に砂が入って
冷たい水が、寄ったり引いたりして上手くバランスが取れない
『おっ...と』
リヴァイ「ちゃんとバランスとれ」
フラってなったら、腕を掴まれた
見上げると、兵長が僕を見下ろしてる
『だって...バランスとりにくい』
膨れるとぐしゃぐしゃに髪をやられた
『!?』
リヴァイ「..壁の外は、お前の想像とどうだった」
『...僕の考えより、ずっと大きくて、ずっとまぶしくて......ずっと、楽しい』
リヴァイ「そうか」
『兵長、アルミンってすごいね』
リヴァイ「あ?」
『海のこと、知っててすごい!』
この世には、僕が知らないことばっかりだった
アルミンみたいに凄い物知りじゃないから
この海の向こうには、なにがあるのかな
─────────────────────
sideエルヴィン
Aは外に希望を持っていた
だからエレンの記憶は言えなかった
エレン「...なぁ?向こうにいる敵...全部殺せば...俺達、自由になれるのか?」
アルミンとミカサに言うエレンの声は
Aには聞こえないだろう
それでいい...
あの子には希望を、持たせねばならない
このような休息は、もう訪れないだろう
獣にAを知られた
Aの開花させた力を知られた
敵は大きい
壁の中も、外も
『なんかいたぁ!』
ハンジ「おっ...A捕まえるぞー!」
『うん!』
あの子の敵だらけだ
『何かうにょうにょしてたあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙』
リヴァイ「毒があるかもしれねぇだろ!むやみやたらに触んな!」
A..
「本来ならば、あの時死んでいたのは」
お前だったのかもな...
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いちご大福 - ミオ(金欠)さん» はい! 投票 ありがとうございます! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - メグさん» 投票ありがとうございます!一先ず了解です! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - めいさいさん» わかりました!投票ありがとうございます!! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - サルさん» ありがとうございます!了解しました! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - ホデリさん» ありがとうございます! アンケート了解です!! (2018年2月16日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご大福 | 作成日時:2018年2月4日 14時