調査兵団、子育て中です

怒り ページ42

それから戦いが続き、鎧..ライナーが叫んだ

すると獣が樽を壁にぶん投げる

エルヴィン「クッ...やられた」

あぁ、あの中にいるのか
大型が..




だけど、もう、いいや
あっちはみんなに任せて..いいよね
だってエレンもいる



ミカサも、みんないる
大丈夫だ





でも、その瞬間

『えっ..』

猿が何かを投げてきた

エルヴィン「前方より砲撃！！総員物陰に伏せろ！！」

団長が叫ぶ
それと同時に、もう一度猿が岩を投げてきた

下にいた者達は、新兵以外ほとんど死んだ

エルヴィン「お前はここにいろ、わかったな！」

団長は僕を残して兵長の元に降りた









僕は大人しく待ってた
だけどしばらくしたら、団長が新兵を率いて
馬に乗った

『...何、してんだ』


エルヴィン「...」


下を見下ろすと、団長がこちらを見上げる

『団長..？』

しばらく見ていたら、団長は微笑み









僕に言った









たった一言..









ごめんな、って









『えっ...』

それを合図に、団長は馬を走らせる
獣の巨人に向かって、新兵と共に







兵長は壁際を立体機動で伝っていた

何をしてんだ
みんな、なんで...僕に何も言わないの









壁の内側では、大型とみんなが戦ってて
外では...団長が新兵と突っ込んでく









『待て...やめろ』



獣が投げる構えを取る
調査兵団が、信煙弾をうつ





『やめろ。やめろ..』






岩が飛んでくる









次々と新兵が崩れ落ち









そして









遂に、団長も馬から崩れ落ちた

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