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No.2 買い物(NARUTO) ページ1

『あれっ、でも、カカシさんはお手伝いしなくていいんですか?』
カ「んー?…オレは見守る立場だから。」
『…へ〜え』
カ「なにその顔」


困った様な顔をしてそう言ったカカシさんが面白くて、つい笑ってしまっていると、「カカシせんせー!」と、金髪君達がレジ袋片手に駆け寄ってきた。どうやら、買い物が終わったみたいだ。


カ「よし、じゃあ里に帰るか。」
ナ「えー、オレってば、これから個人的な買い物したいんだけど…」
サス「待っているのが時間の無駄だ。オレは先に帰る。」
サク「あ!サスケ君待って、私も〜!」

カ「ったく、アイツ等…」


飽きれ顔でそう呟いたカカシさんは、読んでいた本をパタンと閉じた。


カ「今日は本当にありがとね。」
『いえ、こちらこそ、忍者のイメージが変わって良かったです!』
カ「?」
ナ「カカシせんせーってば、はーやーくー!!」
カ「…じゃ、また会えたら。」
『はい!さようなら〜!』


そう言い、手を振りながら、夕日に向かってあるいて行く彼等の後ろ姿を見送る。


忍者って思ってたよりもずっといい人だったなぁ。
なんだか今日は、素敵な出会いをした気分だ。
カカシさんだけじゃなくて、あの子達の名前も聞いとけば良かった。


_____また、会えたらいいな。


そんな思いを胸に、私は自分の家へと、足を踏み出すのであった。



__________それから数年が過ぎ、彼等が里を、世界を救った“英雄”とうたわれるのは、まだまだの話………

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作者名:キイラギ | 作成日時:2018年12月11日 18時

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