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Aはニンゲンじゃない。
この一言に尽きる。
Aはニンゲンではなく、外の世界から来た【人間】であるのだ。
かつて、アルフィーはニンゲンでもモンスターでもないものならば魂の器として機能するのではないか、という仮説を立てた。
それは失敗に終わったが、それは器となるものが意思の無い花だったからだ。
しかし、Aは自らの意思で行動している。
何故か魔法の力も扱えるし、その魂はニンゲンのそれに匹敵する。
強い決意も持つし、それに耐えられるだけの強さもある。
ご都合主義と言われればそれまでだが、今この人間の体に7つ分の魂が揃った。
つまりどうなるかといえば…
「さて、こんな日には、お前のような最低の屑野郎には…
無間地獄に陥って貰おうか」
セーブ、ロード権が移るということである。
まだゲームである以上、RESETだけは権限が奪えていない。
しかしロードはこちらがいつでも出来てしまう。
Playerにとっては死んでは勝手に蘇らされ続けては殺される。
まさに無間地獄と言っても過言ではない。
どうしようもない超弾幕はその者の決意を砕く。
少しずつ、少しずつPlayerの決意は折れていきつつあった。
*無限回廊 ページ12
その弓から、無数の赤い矢が放たれる。
しかしそれは矢の雨と言うよりかは…
まさしく炎の壁であった。
「えっ…なっ…!?」
避ける隙間も無く、あっさりとその体は焼かれて動かなくなる。
刹那、Playerの目の前には再び同じ姿勢で弓を構えるAの姿が、そして…
その背に見たのは六つのニンゲンの魂であった。
本来、ニンゲンがニンゲンの魂を取り込むことは出来ない。
出来るなら最初からやっている筈だ。
しかし、Aはそれをやってのけている。
何故か?
簡単なことである。
この一言に尽きる。
Aはニンゲンではなく、外の世界から来た【人間】であるのだ。
かつて、アルフィーはニンゲンでもモンスターでもないものならば魂の器として機能するのではないか、という仮説を立てた。
それは失敗に終わったが、それは器となるものが意思の無い花だったからだ。
しかし、Aは自らの意思で行動している。
何故か魔法の力も扱えるし、その魂はニンゲンのそれに匹敵する。
強い決意も持つし、それに耐えられるだけの強さもある。
ご都合主義と言われればそれまでだが、今この人間の体に7つ分の魂が揃った。
つまりどうなるかといえば…
「さて、こんな日には、お前のような最低の屑野郎には…
無間地獄に陥って貰おうか」
セーブ、ロード権が移るということである。
まだゲームである以上、RESETだけは権限が奪えていない。
しかしロードはこちらがいつでも出来てしまう。
Playerにとっては死んでは勝手に蘇らされ続けては殺される。
まさに無間地獄と言っても過言ではない。
どうしようもない超弾幕はその者の決意を砕く。
少しずつ、少しずつPlayerの決意は折れていきつつあった。
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作者名:クロロフィル@深緑の指揮者 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ugt8ragist4/
作成日時:2022年9月9日 18時