【TRPG】稲荷の村/伊那鳴の前編【全初卓】 (ページ36)

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一方的な蹂躙　#1 ページ36

探索者と稲荷は縄で後ろ手に拘束され、ボーリング場の中に連れていかれる。
中は広いですが薄暗く簡易的なスタンドライトがいくつか置いてあるだけだ。

百花｢…みんないる？｣

美冬｢うん｣

蛹 : (頷く)

奥に進むとボロボロのソファに、頭をオールバックにした若いながらも威圧感のある男が座っている。
そいつがボスのようだ。

美冬｢……あんさんか｣

九重百花 : 貴方が、ここ取り仕切ってる愚かなニンゲンだね。

穂桐蛹 : (ゴクリと唾を飲む、様子見する蛹)

それを見ると稲荷が、

稲荷｢奴じゃ…十束剣を盗んだのは奴じゃ……｣

と小声で伝えてくる。

美冬｢……やっぱり｣

百花｢…お前か…｣

奏音 : 目星ふれます

穂桐蛹 : CCB＜=75 【目星】＞ 29 ＞成功

九重百花 : CCB＜=90 【目星】＞ 93 ＞失敗

氷河美冬 : CCB＜=50 【目星】＞ 10 ＞ スペシャル

百花 : あっぶね

美冬｢出目低いなぁ｣

蛹と深冬はボスの後ろに十束剣が置いてあることが分かった。

美冬｢……あれか｣

蛹｢……｣

百花｢私がなるべく気をそらせるようがんばるから、みんなはなんとかあれを取り貸せるよう縄を切って…｣

美冬｢……いや……｣

蛹｢…いや無理では…(小声)｣

百花｢無理かなぁ…｣

奏音 : 勧めていい？

ルーチェ : どぞ

クロロ : おう

さちぇ : おん