の じ ゃ ロ リ #1 ページ12
百花｢だいじょーぶ？どーしたの？｣
美冬｢どないしたんや｣
そして驚いた様子で、
???｢我の姿が見えるのか…？｣
と聞いてくる。
百花｢見えるよ〜。もしかして特別な子？｣
蛹｢えぇ、ばっちり見えますよ？｣
美冬｢せやな｣
探索者が肯定すると、
???｢もう姿を消す力もないのか……｣
とがっくりしたあと、言葉を続ける。
稲荷｢まあ、ちょうどよい。そちらよ、我は稲荷大明神である。偉大な我に力添えをすることを許そう。
昨夜、ふとどきものがやってきて、神器である十束剣を盗んで行きおった。
我は外のことはよく知らぬ。一緒にそやつから取り返すがよい。｣
美冬｢お、そいつぼっこぼこにすりゃええねんな？｣
蛹｢えーっと…もしかしてあなたは神様で？｣
美冬｢んじゃやっぱりお稲荷様か｣
百花｢やっぱり稲荷ちゃんなのか〜！か〜わい〜。｣
蛹｢神器の剣を盗まれ、それを取り返せと…｣
稲荷｢そうじゃ！盗人から十束剣を取り返してほしいのじゃ！｣
美冬｢おーけー、任せときぃ
うちはヒーローなんやからな！
困っとる人は助けんと！｣
百花｢へぇ、悪い人はお仕置きです！こう見えてもファンといっぱいかかわってきたから簡単な嘘なら見抜けるし〜。｣
蛹｢2人ともやる気満々ですね、私も協力しましょう｣
稲荷｢助かるぞ！そなたたち、良いやつじゃの〜！｣
美冬｢ヒーローやからええ人やないとアカンやろうに｣
百花｢お稲荷ずしって渡せるのかな｣
蛹｢…まぁ、私たちはもともと村の地質をどうにかするために来たんですけどね…｣
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作者名：クロロフィル@深緑の指揮者 x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ugt8ragist4/
作成日時：2023年5月25日 17時
