UNDERTALE…どうしろと？

＊メタトンの キラキラキッチン！ ページ41

「ただいまー！」
「お、フリスク。出来たのか」
「うん！なんか、考えるより先に手が動いたの！」

＊私がやった。

(おい)

とりあえず、パズルを解いたことにより扉が開いた。

ﾌﾟﾙﾙﾙ…

『もしもし？えっと、右と左のパズルのことなんだけど…』
「あ、もう終わったぞ」
『えっ!?ウソ！早くない!?』
「できた〜」
『そ、そう…えっと、それなら北から先に進めるはずだよ！じゃあねっ！』

ﾂｰ…

「行こうか」
「うん！」

少し道なりに進むと、明らかに床の質感が違う所に出た。

「？なんだろう…きれいな床…？」
「…だな。」

暗転。

「えっ…？」
「何も見えねぇ…」

ﾌﾟﾙﾙﾙ…

『えっと…それじゃ暗くて何も見えないよね？ダイジョブ！照明システムをハッキングして明かりをつけるね！』

ﾊﾟｯ

「おぉ、ついた…キッチン？」
『ウソ…』

「OHHHHHHHHHHYEEEEEEEEEES!さー始まりました！地底で話題の人気料理番組のお時間です！」

さ つ じ ん ロ ボ の き ら き ら キ ッ チ ン

「えぇ…」
「オーブンの予熱はバッチリですかー？今回はとっておきのスペシャルレシピ！」

危ない題名に引くフリスクを尻目に、メタトンが司会を進めていく。

「なんとなんと…！ケーキの焼き方を教えちゃいまーす！材料を持ってきてくれるのは…素敵なアシスタント君達！皆さん盛大な拍手を！」
「どーもー」
「材料は…卵、砂糖、そしてミルクです!さぁ、持ってきてちょーだい！」
「えーと、卵、と。」
「砂糖あったよ！」
「よし、そんでミルクだな。」

キッチンにおいてある材料を回収して持っていく。

「どーもありがとう！カウンターの真上に置いてね！」
「ほいっと。」
「さあこれでケーキの材料が揃いましたね！…おーっと！大変！これは痛恨のミス！」
「えっ！？」
「一番大事な材料を忘れていたァーッ！」

オーバーなリアクションを見せるメタトン。
すると徐にチェーンソーを取り出す。
どっから持ってきたそれ…

「そう！ニンゲンのタマシイだーッ！」
「そんなっ!?」

駆動する刃を構え、二人ににじり寄っていくその時！

ﾌﾟﾙﾙﾙ…

「もしもし？今ちょっと忙しいんですが？…え？何？ニンゲンのタマシイとは別の物で代用できないかって？」
「(アルフィー…)でもそんな都合よくいく訳…」
「なぜ？…ベジタリアンの人への配慮？…それは素晴らしいアイディアだッ！」
「いいんかい！」
「ちょうどいいものがあるんだ！METAフーズの『簡単便利！ニンゲンタマシイフレーバー』！取ってきてくれる？」
「アッはい」

＊枕の上にミントチョコレートも置いていない宿泊施設をホテルと呼んで良いものだろうか→←＊トラップを　かいくぐれ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す