UNDERTALE…どうしろと？

＊テミ意　ﾐﾅｷﾞﾀ！ ページ27

ここはテミーというモンスターが暮らす村である。

｢どうも｣
｢ホイ！手ミーだ！となりはﾄﾓﾀﾞﾁの…手ミーだ！｣
｢ホイ！手ミーだ！となりはﾄﾓﾀﾞﾁの…手ミーだ！｣
｢ホイ！手ミーだ！ﾄﾓﾀﾞﾁもﾖﾛ！｣

四体並んだ内の三体がほぼ同じ台詞を発する。
テミー独特のあまりに癖の強い言語である。
そして最後の一体…

｢ども。僕はボブです。｣
｢ボォブ!｣

この村に生息するテミー軍団の中で何故か唯一流暢に話すボブ。

｢えっと、大変でしたよね…？｣
｢ん?｣
｢何回も操られて…殺されて…辛かったですよね？｣

本当に何故把握しているのか分からない。
原作にはこういったイベントは無いはずだが、それでもPlayerの死を感知している節が所々にみられる。
テミーは侮れない ワンパンで死んじゃうけどね。

｢でも…頑張ってるんですよね。応援してますよ。…僕は何もできませんが｣
｢…ありがとな。元気出たよ｣
｢お元気で。｣

と、ここでAは本来の目的を思い出す。

｢ﾄﾞﾓ！テミーみせ、よこそ！｣
｢ほい、学費。｣
｢ホイ!?｣

彼女(一応テミーは女らしい)はこの村で店を営んでおり、その目的は大学への学費を貯めること。
必死こいて集めた1000Gを支払ってあげる。

「わかた！テミー、でぇがくいく！」

＊テミーは だいがくへと さっていった…
＊2じかんご…

｢ほい！テミー、でぇがく、いてきた！
イモはﾅｶﾀ…ンでも、手ミー、ぃパーイべんきょ、してきた！｣

大学と大学芋を掛けたジョークだろうか。

「テミー、ぁたらしぃアイテムぅれるよになた！やた！」

＊やた！

×××がテミーに侵食されつつある中、Aはお目当ての物を発見する。

＊テミーアーマー 750G

｢安ッ!?｣

この店には【傷学金制度】なるシステムがあり、Playerの死亡数に応じてこのアイテムの値段が下がっていく。
このゲーム最強の装備なのだから救済システムとして用意されているものだ。

さて、その理由はと言えば。

｢…あっ!サンズとパピルスに滅茶苦茶殺されたからめっちゃ安くなってんのか！
よし、ちょっくらゴールド溜めてくる。｣



＊1時間経過。



｢溜まったァ！
よし。これで買うぞ！｣

＊テミーアーマーを てにいれた。

＊テミーアーマー ATK-7 DEF-20
バトル らくしょう！
でぇがく ｲﾀ ぉかげ！攻撃力アップ、2ターンごとにHP回復、無敵時間ややアップするぅ！

｢…駄目だ。×××もテミーに侵食されてる。
早く装備して進もう…｣

＊テミーアーマー ｹﾞｯﾂ！
＊テミ意 ﾐﾅｷﾞﾀ！

＊ゆうしゃの　おでましだ。→←VS.MAD DUMMY　決着

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