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狂う 19 ページ31

俺の唇が触れるのを
ずっと待っているAが可愛らしくて
ついつい、顔をにやけさせながら
むに、と彼女の頬を両手で包み込む


「マ、マルコさん、まだ?」


「ンフフフ・・・」


「もう・・・」


ふっと、Aの緊張が緩んで
彼女の瞳が開いた時に
ちゅ、と彼女の唇と自分の唇が重なった


「っん・・・・」


Aは何か言いたげではあったが
仕方なさそうに目を閉じて
ちゅ、と俺の唇に舌を伸ばした

可愛い舌を自分の舌と絡ませて
いやらしい音が部屋に響く中
より一層に、俺たちは体を密着させて

彼女の服の中に手を少しずつ
忍び込ませていくと
びく、と一瞬Aの体が強張った

ちゅ、と音を立てて唇を離して


「・・・大丈夫か?」


「・・・大丈夫・・、ねぇマルコさん」


彼女はぎゅううぅ、と強く
俺にしがみつくと
小さな声で言った


「め、めちゃめちゃに、して・・・」


その言葉に、ぐっと体は興奮して
心はぎゅうぅと強く
何かの感情で締め付けられる

彼女を抱きしめたまま
ドサ、とベッドに押し倒した


「明日も部屋から出られなくしてやるよぃ」


「うっ・・ちょ、ちょっと困る・・・」


彼女の不満は、悪いが
聞かなかったことにした
ちゅ、ちゅ、と首にキスを落として
いちゃつこうとした瞬間


「待てぇえぇえい!!
ここ俺の部屋なんだよバカップル!!」


扉が乱暴に放たれて
顔を真っ赤にしたエースが入ってきた


「あ、ご、ごめんなさい・・」


Aは照れて、俺に回していた手を
パッと放してしまった
軽く舌打ちをして、俺も彼女から手を退き
Aの体を起こしながら
エースに不満を漏らした


「人払いしてるのかと思ったよぃ・・」


「ばばばば、馬鹿野郎!!
俺は二人が話し合える場を作りたかったんだ!!
いちゃつくなら巣に戻れ!!
不純がこのこのこのォ!!」


「羨ましいのか?」


「羨ましくなんざねぇっつうの!!
もう解決したんなら出てけー−−−!!」


エースの騒ぎ声につられて
後ろから何人かの甲高い声も聞こえてきた


「え!?Aまだ生きてます!?
良かったー−−−!!
ベイさん大丈夫だったー−!!」


『やだほんとー−!?
海楼石の武器買い集めちゃったわ!』


「べ、ベイだと・・・!?」


扉からひょっこり現れた
ナースの手には電伝虫が乗っていて
そこからベイの声が大きく響いた


『マルコー−−−!!!
アンタ何やってんだい!?
Aちゃん大丈夫!?
今迎えに行ってるから!!
もう少し待ってなさいね!』


その言葉に俺は頭を抱えた

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ロモォコ - lemonade066さん» 何度もすみません!こちらが18金枠のURLでございます! https://uranai.nosv.org/u.php/novel/mayoneisis/?fr=first_url   今後ともよろしくお願いいたします!!  (2022年8月26日 23時) (レス) id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
ロモォコ - わぁあぁああコメントありがとうございます!!すみません!18金枠のURLwoコメント欄に貼っておきますね! (2022年8月26日 23時) (レス) id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
lemonade066(プロフ) - すごく良かったです!!18金枠はどうやったらみれますかね…! (2022年8月26日 16時) (レス) id: 66d7fc9173 (このIDを非表示/違反報告)
ロモォコ - あやさん» いつもありがとうございます!!本当に励みになっております!!これからもよろしくお願いいたします!! (2022年8月13日 23時) (レス) @page32 id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 独占欲が最高すぎますねれなんか上手く言えないけど最高すぎる壊れ方です!愛してるからこそここまでなってしまう感じが良い!これからも応援してます (2022年8月5日 0時) (レス) id: 95a1685357 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロモォコ | 作成日時:2022年4月12日 20時

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