色んなBOXシリーズ〜お題が変化していく部屋〜 ページ48
俺はダイダイの実の能力者
敵にお題を与えて
敵はお題を解決しなければ
とある空間から
一生出られない能力を持つ
この能力の制限は
自分自身には使えないこと
お題の内容を決めるのが俺ではなく
悪魔の実自体が決めること
「逃げるには得策なんだよな」
停泊している島で
顔を隠しながら
気ままにリンゴを齧り
ジャングルの中を歩いていると
ふっと後ろから
大きな鳥に腕を鷲掴みにされた
「う、うわああああ!!」
「うるせぇよぃ・・
おい、お前・・・」
「ふ、不死鳥、マルコ・・・!?」
以前に能力の犠牲になった一人だ
この場合、俺は圧倒的に死ぬ
剣は持っているが、それほど上手くない
しかも相手は一人、この場合
能力をかけても無効になる
死ぬ覚悟をして
母ちゃんに感謝した後に
不死鳥に掴みあげられて
とある孤島に降ろされた
「・・・な、なんでしょうか・・?」
「てめぇだな・・この間・・・
俺とエースに
変な能力かけやがったのは・・」
「そ、そうでございます・・・」
「命が惜しいかよぃ」
あれ、もしや
見逃してもらえる・・・?!
そう思い込んで
ぶんぶんと首を縦に振った
すると不死鳥は
不気味な笑みを浮かべて
「じゃあ、俺の頼みごとを
ちょいと聞いてほしい
いいよなァ?」
「ひゃ、ひゃい・・・・」
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どてん、と落とされて
いたた、と周りを見てみると
真っ白な部屋に
謎に置かれた大きなベッド
え、待って
これもしかして、もしかすると
「あ、あーいててて」
「マルコさんっ」
「ん、A
・・・ここがどこか分かるか?」
私は少しこの部屋について
察しがついてしまっていたが
どう説明してもいいのか
分からなかったので
ただ、分かりません、と答えた
「そうかァ、困ったねぃ」
マルコさんはなんてことないように
とある部屋の面をちらっと見た
私も彼の目線の先を見ると
扉が出てきて
安心したのも束の間
扉の上には
108回、キスしないと出られない部屋
「ひゃ、108回・・・!?」
「煩悩の数かよぃ」
うわ、ほんとだ
108回って煩悩の数だぁ
回数に驚いていると
マルコさんが私の手を握って
腰に手を回して手繰り寄せる
「罠かもしれませんよ・・?」
「上等だ、ハマってやろうじゃねぇか」
互いの顔が徐々に近づいて
目を閉じて、唇を重ねた
ちゅ、と重ねるだけのキスをして
する、と彼の手が私の首の後ろと
腰に巻き付けられる
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
