喧嘩勃発 2 ※マルコがちょい変態気質 ページ38
マルコは、私の確信を聞いた途端
フラフラと椅子に座って、項垂れる
「・・・な、なによアンタ・・
ま、まぁいいわ・・・
Aの着替えとか、取りに来ただけよ」
ヅカヅカ、と部屋に押し入って
タンスを開けて
Aの服と下着を根こそぎ
手提げ袋の中にしまい込む
「ぜ、全部持っていくのか・・!?」
「当たり前でしょ
って、コラ、後ろに持ってるのも
Aの物でしょ!?
隠してないで渡しなさい!!」
「やめてくれ!これだけは・・!!」
「離しなさいってば・・・!
ち、力つよ・・・!!
変態パワー出すんじゃないわよ・・!!」
ぐぃ〜っと引っ張り続けて
ようやく取り返せた
何を隠し持ってたの、と見てみると
Aの、下着
「いや普通に引いたわ、今
全身に鳥肌たったわ、見て」
「本当だな、気持ち悪いぐらいだ」
「こっちのセリフよ」
はぁ、とため息を零して
私は、ばしっとマルコの頭を叩いた
「さっさと謝りなさいよ
全身全霊、土下座でね
Aが取り合ってくれるかは
知らないけどね」
「・・・っ・・そう、か・・
そんなに、怒らせたのか・・」
ガーン、と後ろに大きく効果音が
つけられるくらい
彼はショックを
受けている様子だった
まぁ、元々仲の良い二人だ
こういう刺激も
あって困るモノではない、と
その日は、気楽に思っていた
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朝、私はナースの業務を終えて
Aとナース長
他のナースたちと一緒に
朝食を4番隊の料理人たちから
受け取って食堂の
いつもの席に座っていた
昨日の夜は楽しかったな〜
久しぶりにAと
夜更かしして話ができたし・・
Aも怒ることあるんだぁ〜と
気軽に思っていたら・・・
よ、予想外だよぉ・・・
「(何この重々しい空気〜〜!!)」
Aはマルコ隊長が入ってきて
途端に雰囲気が一変した
な、なによその目は
さっきまで楽しそうに話してたのに!
急に瞳の中の光消したじゃん!!
さらには、マルコ隊長が
ぎこちなく
「お、おはよぃ」
と、Aに向かって挨拶をするが
「おはようございます」
彼女はそれを冷たく返した
いつもは笑って
マルコ隊長の方を向いて
挨拶しているのに・・・
彼は、ガァンとショックで
固まったまま、石になり
石になった彼を周りにいた
隊員たちが奥の席に座らせてあげた
あ、あーあー・・・
なんか可哀想になってきたかも・・
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
