潜入捜査 23 ページ32
ついに、彼との口づけに
立っていられなくなって
へにゃへにゃ、と
足の力が抜けていった
彼はまるで分かっていたかのように
さっと私の体を支えて
私の足の間に、自らの片足を挟んで
彼の片足の上に跨る態勢になった
「はぁ・・・っ・・ふ・・・」
「あぁ、可愛いなァ
腰砕けちまったか・・・」
彼の体に寄りかかって
はぁ、はぁ、と呼吸を整える
とくとくとく、と
彼の心臓の音が聞こえてきた
「聞こえるかよぃ」
彼は私の髪を撫でながら
そう、聞いてきた
「・・・はい・・
緊張してるんですか・・?」
「ふふっ、くっくっく・・・
そうだな、緊張してる」
いや、緊張と言うより、と
マルコさんは言い直した後に
私の首元に顔を寄せる
「興奮してんだよぃ」
「っわ・・・!」
ちゅう、と首筋を吸われて
咄嗟に顔を横に逸らす
すると彼は喉の奥で笑いながら
私の肩に片手を回して
もう一方の手を
破られた胸元の隙間に入れて
胸を、揉まれる
「んん、マルコ、さんっ・・
やだ、ここじゃ・・・やだ・・・っ」
「家で致してもいいが・・
さっきも言った通り
明日一日中、動けなくなるよぃ」
「いい、からっ・・・・
それで、いい、から・・・!」
もう、すぐにでもいいから
この状況から抜け出したい
だって、誰かに
見られてしまうかも、しれないのに
私は必死にマルコさんに
頼み込むと
彼は案外あっさり
「へェ、そうか・・・
明日動けなくなっても
いいんだな?」
コクコク、と首を縦に振る
もう、何でもいいから、と
必死に頷いた
「嫌って言っても
やめねぇぞ」
「大丈夫ですから・・・っ
手ぇ、止めて・・」
「・・・・分かったよぃ」
マルコさんは私を弄る手を止めて
ずれた下着も直してくれた
制服の胸元周辺が
盛大に破けてしまったので
彼は海軍大佐の上着を脱いで
着させてくれた
「ありがとうございます・・・」
着させてもらいながら
私は白いワイシャツを着る彼に
いつもとは違うマルコさんに
ぽっと、頬を赤くした
待て待て待て待て
ちょろすぎないか、私
意思を、しっかり持て、私
彼はしっかりと私の様子を
見ていたようで
また、にやっと笑って
「なんだ、続けるか?」
「ちちち、違いますってば!
もう!いいから早く出ましょ!」
早くこのネクタイ解いて!、と
手首に縛られたネクタイを解くよう
強くお願いをすると
彼は笑いながら解いてくれた
「くっくっく・・・」
「なーに笑ってんですか!
さっさと出ますよ!」
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
