潜入捜査 22 ※ ページ31
いくら何でも
ここは、まずい
そう思って私は
なるべく彼と密着しないように
彼の胸板をぐぃ〜と押す
・・・びくともしない
「こ、ここはだめです!」
力でダメなら言葉で
強く、私は否定するが
彼は私の手首をぐっと掴んで
微笑みながら言う
「・・・家に帰る前に
お前に触れておかないと
4日分の不満が、帰ってから
爆発しちまう
俺はそれでもいいが
いきなり抱き潰されるのは
もう、勘弁してほしいだろぃ?」
かぁっと顔が赤くなって
彼から目を背けた
すると自分の手首がいつの間にか
マルコさんのつけていたネクタイで
ぎゅっと縛られていた
「・・・っもう!
マルコさんっていっつも!
私が嫌って言っても
無理矢理するんでしょっ!」
「よく分かってるじゃねぇか」
彼は私の首元に顔を寄せて
ちゅ、ちゅ、と口付けをして
するり、と彼の手がスカートの
ジッパー辺りを弄る
「き、嫌いに・・・
なっちゃいますよ・・っ!」
ぴく、とマルコさんの手が止まる
あ、やめてくれる・・と
ほっと安心して、彼の顔を見上げた
しかし、彼は妖しく笑いながら
セーラー服の胸元に手をかけて
ビリ、と破いた
「っちょ!聞こえてました!?」
「あぁ、聞こえてたよぃ
・・・本当に、嫌いになるか?」
ん?、と返事を促される
そ、そりゃ、本気で嫌いには
ならない、けども・・、と
正直に私は白状した
「よし、じゃあ平気だな」
「ち、違っ・・!
それとこれとは、別で・・!」
駄目だ、彼を止めることができない
落ち着いて、私、流されちゃダメだ!
一度、離れようとしたが
狭いから、後ろにすぐに壁が当たる
悪あがきをしようとするが
彼はそれを物ともせず
ビリビリ、と
どんどん制服が破られていく
「や、やめてください・・!
借り物、コレ借り物!」
「買い取った」
ちゅ、と不意に口を塞がれて
下唇を啄まれる
あ、だめ流されちゃう
彼とのキスが、蕩けるほどに
気持ちが良くて
口付けに夢中になっていると
彼のごつごつした手が
私の太ももを、さわさわと触った
瞬時に、ちゅ、とリップ音を鳴らして
私は唇を離す
言葉を紡ごうとしても
彼にすぐに顔を掴まれて
「足りねぇよぃ・・・っ」
「っン・・・!」
すぐに唇を塞がれる
くちゅ、と舌が絡むと
互いの息を奪い続ける時間が始まる
はぁ、と唇を離して
また唇を重ねる
息が苦しくて、口の端から
唾液が零れ落ちていく
それでも、まだ彼は
貪欲に唇を重ね続けた
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
