検索窓
今日:8 hit、昨日:13 hit、合計:24,417 hit

潜入捜査 13 ページ22

鉄格子をクロコダイルさんが
能力で壊そうとしたが
触った途端に、彼はすぐに手を離した


「海楼石か・・・・
しかも高純度、犯人は相当な科学者だな」


「脱出するのは難しそうですね・・」


「犯人がここに戻るまで待機だ」


そうですね、と私は
牢屋の中に用意されていた
椅子に座って
彼は無機質なベッドの上に寝転がる


「「・・・・」」


うん、無言、なんか
気まずい、とても気まずい
最近どーすか、彼女いるんすか、とか
聞ける仲でもないし
寝たふりでもしとくか・・・と
目を閉じようとしたとき


「不死鳥とは上手くいってんのか?」


「ごべぁっ!!」


ん????なんなのコイツ????
お前友達か??くらいの距離間で
私の頭は混乱した


「どうなんだよ」


「なななな、なんで
私たちがお付き合いしていると!?」


「お前が行方不明の時に
アイツが俺に情報を求めた時があった
・・・フフフ、その時の不死鳥の顔
お前にも見せてぇな・・」


隈が酷かったんだぞ、と彼は
面白そうに話す
そ、そっかぁ・・・みんなからも
聞いたけど、本当に、マルコさん
私のこと、ずっと探していてくれたんだ


「ふふふ、そうですね・・
マルコさんには悪いけど
私も、その彼の顔見たかったです」


「なんだ、上手くいってるのか
良かったな・・・

・・・で、こっちのほうは済んだのか」


「コラァァァァァ!!
コンプライアンス!コンプライアンス!
そのジェスチャーはだめでしょ!」


「うるせぇな、いいじゃねぇか
ここには2人しかいない
秘密は守るさ・・・」


んで、どうなんだ、と
益々詰め寄られて
話題も変えられなかったので
私は大人しく、答えた


「・・・まぁ」


「クハハハハハ!!
初心そうに見えて
やるこたぁやってんだな」


彼は寝ころびながら
大笑いをする


「まって、普通に
セクハラなのでは!?」


「訴えてみるか?」


「えぇ、ここから生き延びたら
慰謝料をぶんどりますからね」


「上等だ、クハハハハ!」


彼はまた大笑いをした後
じゃあお前の慰謝料稼ぎのために
セクハラしてやる、と
寝ころぶ態勢から起き上がり
尋問のように聞かれていく


「月に何回だ?」


「いや、答えませんよ!」


「あー、なるほど
じゃあ週3くらいか?」


「・・・!!?」


「お、近いな?
じゃあ週5だな」


「今、貴方の株暴落してますけど
大丈夫そ???」


「すぐに上がる
心配無用だ、お嬢ちゃん」


ささささ、最低!!!
もう無視してやろう

潜入捜査 14→←潜入捜査 12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.1/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました!大好きです!!更新楽しみにしてます!!(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ロモォコ | 作成日時:2021年9月26日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。