潜入捜査 5 ページ14
とりあえず、今日は休もうと
私はシャルリアさんの部屋に
お邪魔させてもらうことに
「着替えは貸してあげます
それと、明日の服装は
ここにかけてある制服でお願い致します」
「わ、わぁ〜
可愛い制服・・・」
セーラー服だ〜嬉しいなぁ
しかもリボンが青くて可愛い
海軍だからかな、セーラー服なのは
「布団とベッド、どっちがいい?」
「えっと・・・布団で!」
もう丁寧に敷いてあった
布団の近くに自分の手荷物を置いて
わさびが近くに身を寄せた
「よしよし、連れてきてくれて
ありがとうね・・・」
もう休んでいいよ、と
わさびの額を撫でていくと
すやすや、と眠そうに目を閉じた
そりゃ疲れるよね
すっと飛びっぱなしだったもの
「シャワーは浴びれるわ
お風呂はできないけど」
「ありがとうございます!」
お先にどうぞ、と促されて
お言葉に甘えて私は
シャワーを先に浴びる
浴びながら、家族たちは今ごろ
マルコさんに
怒られているんだろうか、と心配になる
鏡を見ると、彼に遺された跡が
まだ残っていて
3日前に隊員さんに言われた、軟禁という
言葉を思い出してしまった
そういえば、これぐらい
噛まれるのって普通なのかな
少し疑問に思って
シャワーをささっと浴びて
シャルリアさんと交代した
「シャンプーとか分かりました?」
「は、はい!
使わせて頂きました
ありがとうございます」
良かった、と彼女は
少し口角を上げると
シャルリアさんも着替えを持って
風呂場の方へささっと行き
時間もそれほど経たないうちに
戻ってきてベッドに腰かけた
そういえば、この子は
Aともう付き合っているのかな・・
「・・・何か?」
「あ、ご、ごめんなさい」
えーっと、と話を紛らわそうとするが
正直他の話題が思いつかない
答えずらかったらいいんですけど、と
予め断っておいてから、質問した
「もうAとは
付き合っているんですか?」
「はい!?」
彼女は見るからに動揺して
顔を真っ赤にさせて
タオルで顔を隠している
か、か、可愛い・・・
可愛い!!!!!
「ししし、仕事に関係ないことは
答えませんっ!!」
「ご、ごめんなさい・・
ちょっと気になっちゃって・・」
ふんっと彼女はそっぽを向き
髪の毛、乾かしてきますと
洗面所の方へ出て行ってしまった
あああ、やっちまった・・・
デリカシー、気をつけよ・・
そう落ち着いてから
私も髪の毛をタオルでポンポンと
拭き始めた
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
